Lyric

「27歳」も

僕を死に至らしめられないまま

恋をして 失って

死ぬより辛い魔法だ

「君」という呪いが

日々生きる僕の心刻んでいく

似た後ろ姿 似た声色とか

君がいた未来が

僕の左側をすり抜けていく

笑っていてほしかったな

一緒に笑いたかったな

君にとって僕は「一時の魔法」で

僕にとって

君は「ずっと忘れられない人」

まだ今も消えない消えない消えない

君のいない世界は かつて

僕が君と出会う前に堕ちた闇だ

一番にならないなれない存在

一途な僕が可哀想だ

ロックの神様 どうして？

あの日僕を殺さなかったの？

似た羅列ばっかりを

ひたすら書き殴って

転がる惰性で時間を稼いで

「空っぽ」から逃げてる

助けてよ消えない癒えない泣けない

この未練は何処から湧いて

僕のことを五線譜の中

閉じ込めるの？

忘れたらいけない出来ない

だって綺麗な過去が可哀想だ

「過去のこと」って

言いたくなくって

まだ今も会いたい会いたい会いたい

盲目的この感情は

ジミヘンもエイミーもカートも

描けないだろう？羨めよ！

死ねない死なない僕は

惨めで醜くて嫌いだ

ロックの神様 どうして？

あの日僕を殺さなかったの？

憧れの「27クラブ」に捧ぐ