十八の夏のジャケット写真

歌詞

十八の夏

心音-こころね-

十八の夏に 夢を追いかけて

小さなちゃぶ台に 置いた手紙

「一人前になって帰るから」

仏壇の引き出し 三万を借りた

駅のホームに 駆けてきたのは

高校の頃の いつもの仲間

「頑張れよ」って背中叩かれて

不意に涙が こぼれそうだった

帰る場所は もうないけど

あの日の声が 今も支え

ひぐらしの声に 名前呼ばれた気がして

あの頃の夏に また帰ってきた

空き地になった あの家の前で

今の自分を ちょっとだけ振り返る

年に一度の 変わらない笑顔

「お前はお前で いいんじゃないか」

居酒屋の隅で 焼酎を片手に

バカみたいな夢を また話し出す

大人になって 夢は語らなくなったけど

ここじゃ今も あの日に戻れる

いつかの約束 ちゃんと果たして

今ここに立ってる自分がいる

誰に胸を張るでもないけれど

また来年も きっと帰るよ

誰もいない あの坂道に

蝉の声だけが 染みてくる

あの頃の夏に 初めて知った

帰る場所は 心の中にある

  • 作詞者

    心音-こころね-

  • 作曲者

    心音-こころね-

  • プロデューサー

    心音-こころね-

  • キーボード

    心音-こころね-

  • ボーカル

    心音-こころね-

十八の夏のジャケット写真

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    十八の夏

    心音-こころね-

『十八の夏』は、心音-こころね-が描く青春と郷愁の物語。
十八歳の夏、夢を追いかけて旅立った少年の姿と、仲間との絆、そして心の中に残る“帰る場所”。
時が経ち、帰る家はなくなっても、蝉の声と仲間の笑顔が、変わらず心を支え続ける。

焼酎片手に夢を語り合った日々、空き地になった家の前で感じる想い。
誰もが持つ「帰りたい夏の記憶」を歌に込めた、切なくも温かいバラードです。

アーティスト情報

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