歌詞

親指、パチン。人差し指、パチン。無心になって繰り返すその音に、不思議なリズムと安心感が宿る。
『つめきり』は、日常の何気ないルーティンをミニマルな詞と構成で表現した、シンプルかつクセになる実験的サウンドアートです。

ただ爪を切るだけ——それなのに、どこか整っていく気がする。心が静まり、生活の輪郭が浮かんでくる。言葉は少なく、繰り返しが多いからこそ、リスナーの想像と感覚にゆだねられた余白が魅力の一曲。

“音を聴く”というより、“音に包まれる”体験。
聴き流してもよし、集中してもよし。生活のBGMとしても機能する、不思議な癒しのトラックです。