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日本のR&Bクイーン2人が新曲をドロップ!EMI MARIA待望のシングル「Right Now ft. JASMINE "がついにリリースされた!この2人を抜きにして、今日までの日本のR&Bの歴史を語ることは考えられない。2010年代、 "クラブ・シーン "の中で突出した大型新人としてメジャー・デビューを果たした2人は、日本のR&B界の実力派アーティストとして確固たる地位を築いた。日本のヒップホップ/R&Bシーンを追い続けてきた長年のブラック・ミュージック・ファン(筆者)として、近年のJ-R&Bプレイリストを聴いていると、海外シーンに引けを取らないヴォーカルを持つ日本のR&Bアーティストが急増していることが信じられないほど嬉しい。そこにはもちろん、【J-R&B】というカルチャーを盛り上げ、今日まで発展させることに大きく貢献したアーティストが必ず存在している。この2人は間違いなくその中にカウントされるであろう。真のR&Bファンはイントロですぐにビビッと来るはず。ブランディ&モニカの「The Boy Is Mine」を彷彿とさせるイントロから始まるのは、間違いなく”確信犯”であろう。数あるR&Bデュエットの中でも「The Boy Is Mine」は、当時のR&Bシーンで最もホットな2人の女性アーティストのコラボレーションだった。この曲を聴いて育ったEMI MARIAとJASMINEは、90年代のR&Bに敬意を払いつつ、近年のR&Bのフォーマットも難なく乗りこなす。2人の際立ったヴォーカルの実力は、時代を行き来するフットワークの軽さとともに、彼女らの魅力を際立たせている。EMI MARIAが歌うバース1はバスケットボールの試合を例えに使ったリリックが彼女のユニークで落ち着きのあるヴォーカルによってさらに引き立てられている。そしてキャッチーなサビが終わるとあっという間にジャスミンがバトンを引き継ぎ、楽曲を一気に彼女の色彩と圧倒的歌唱力で染め上げていく。作品の完成度の高さは言うまでもないが、本当に際立っているのはこの曲を通して感じられる、EMI MARIAとJASMINEの互いに対する尊敬の念だ。 同じ時代をくぐり抜けてきた戦友だったからこそ共感し合える、R&Bへの愛が滲み出るこの作品はまさに世界中のJ-R&Bファンに今 “Right Now” 必聴の作品である。
EMI MARIA Singer-songwriter. Born on June 9th, 1987 in Papua New Guinea. Third born daughter to Papua New Guinean father and Japanese mother. Lived in Port Moresby, Papua New Guinea until the age of 5 then moved to Kobe, Japan. Influenced by her elder sister who loved music, she starts to write songs in Middle School and by the time she was in High School she composed and made tracks of her own.