※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
真実は、拍子の狭間に隠れている。
「CASE No.18: Conan the Break」は、
今宿探偵団が“探偵ジャズ”という概念そのものを破壊した危険なケースファイルである。
サックスが鳴らす象徴的なフレーズは、
まるで事件の核心へ導く手掛かりのように何度も現れる。
しかしそのたびに拍子は崩れ、
転調は予測を裏切り、
ホーンセクションは秩序を失って暴走を始める。
5/4、7/8、11/8…。
リズムは迷路のように入り組み、
聴き手は“1拍目”を見失いながらも、
不思議なグルーヴに引きずり込まれていく。
それでもサックスだけは進み続ける。
まるで事件の真相を追う探偵のように。
これは推理ではない。
これは“推理そのものが崩壊する瞬間”を記録したジャズである。
今宿探偵団。 都市のノイズと静寂、その境界線を追跡する音楽集団。 ビッグバンドジャズを基盤に、ロックの衝動、スカファンクの跳躍、 そしてモダンジャズの実験性を融合。 トランペット、サックス、トロンボーンから成るホーンセクションを主軸に、 リズム隊がそれを暴力的なグルーヴで支配する。 彼らの音楽は、単なるインストゥルメンタルではない。 断片化されたリフ、突発的な沈黙、崩壊寸前のアンサンブル それらはまるで“事件の断片”のように提示され、 やがて一瞬のユニゾンで、すべてが意味を持つ。 ライブでは、即興と構築が衝突し、 同じ楽曲であっても二度と同じ形にはならない。 今宿探偵団は音楽を演奏するのではない。 都市に潜む“電気的な違和感”を、音として記録する。
SNAP