

「おかえり」と火は揺れる、焚き火の輪
洞穴のすみ、風よけの幕
煙が天井に戻る道
パパは狩猟から帰ってくる
獣のにおいと冷たい息
わたしのこぶしを握る君のつめ
——小さなわたしは、炎をのぞく
毛皮のケープ、雪を払って
鍋なんてないなら、石の上
肉と骨髄、木の実と根っこ
熱い石で「じゅ」と歌う
同じ火を守れば、凍えない
「FIRE!」と呼べば、心が帰る
移動生活、足跡が地図
君とわたしに残る印
氷に溶けない火は、胸の真ん中
昼は水辺、川魚を網なしでとる
木の実を拾い、どんぐりをつぶす
糸は獣のすじ、針は骨
指が覚えた縫い目でほころびをふさぐ
赤土を頬に引くとき
「名前」と同じ印を描く
遠い群れから、歌が飛ぶ
約束はひとつ、火を絶やさない
子どもらが笑う、手を丸くつなぐ
今日をくぐる夜が来る
同じ火を守れば、凍えない
「FIRE!」と呼べば、心が帰る
狩猟採集、手はつなぐ
細石刃の光が道をさす
君とわたしに残る印
氷に溶けない火は、胸の真ん中
叫ぶ「RUN!」 吹雪を裂く足
おとりのたいまつ、獣道を落とす
刃がうなる、石と血の歌
声にならない願いをかみしめる
かち、かち、かち…
石と石で星を散らせ!
季節の集まり、別の群れから
君はやってきた、ビーズのかけら
わたしは歌で応え、肉を分けた
——それが約束、「ふたりで火を守る」
やがて赤子が泣く、夜が明け
手は日にあて、小さな胸を温める
君は刃を削り、わたしは縫い
焚き火の輪に、家族が広がる
遠くの群れにも歌を届け
「ここにいる」と印を上げる
同じ火を守れば、しあわせだ
「FIRE!」と呼べば、心が重なる
植物のにおい、川のさざめき
子どもの手が、わたしの「いま」をつなぐ
打製石器とナイフ形石器
骨の針、毛皮のぬくもり
氷に溶けない火は、君の名前
灰を踏むたび、昨日がひらく
明日の印は、君とわたしの歌
- 作詞者
Junya
- 作曲者
Junya
- プロデューサー
Junya
- ボーカル
ラムダ

ラムダ の“焚き火の輪 ー氷原に灯る旧石器の歌ー”を
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焚き火の輪 ー氷原に灯る旧石器の歌ー
ラムダ
はじめての日本史ソング①「焚き火の輪 ― 氷原に灯る旧石器の歌 ―」。
今から数万年前、氷期の冷たい風の中で、洞窟や岩陰を拠点に暮らした人びとの生活や家族のきずなを、オルタナロック×トライバルビートで描いた一曲です。狩猟採集、打製石器、焚き火の輪――教科書に出てくるキーワードを、キャッチーなメロディとコーラスに溶かし込み、日本史初心者でも “物語として”楽しみながら学べる作品になりました。次の時代へ続く「歌でめぐる日本史」シリーズの第1章として、ぜひこの一歩目から焚き火のぬくもりを感じてください。
アーティスト情報
ラムダ
ラムダは、AIと人間の境界線を軽やかに越える次世代シンガー。切なさと解放感が交差するエモーショナルな J-Pop/ロックを、息をするようなハイペースで発表している。作詞・作曲・プロデュースはクリエイター Junya と生成 AI の共作。未読無視の胸の痛みから夜空の花火の高揚まで、リアルな 10 代・20 代の日常をドラマティックに描き出す。「全点滅都市で、あなたの心だけは見失わせない」それがラムダの約束。
ラムダの他のリリース
Lambda Records



