Family Affairのジャケット写真

歌詞

いちごの思い出

ダブリーヌ・ドヌーヴ

親父が夜勤の時だけ心が晴れる

どちらが憎いわけでもないが

割れたガラスの破片を片付け お風呂を沸かす

布団を敷いて お袋を寝かす

ある時洗濯機の蓋が粉々になった

親父がトンカチで叩いたから

家族揃って飯を食うのは辛い

二人が揃うと最悪だ

毎日 毎日 毎日  毎日

誕生日にケーキが出た いちごのショートケーキ

親父が冗談で手を伸ばす 俺のいちごに

お袋はそれを見て 親父の手にフォークを刺した

親父が夜勤の時だけ心が晴れる

どちらが憎いわけでもないが

割れたガラスの破片を片付け お風呂を沸かす

布団を敷いて お袋を寝かす

毎日 毎日 毎日  毎日

お正月も誕生日も

クリスマスも夏休みも

毎日 毎日 毎日  毎日

御宿でも大島でも

アメ横でも成田山でも

毎日 毎日 毎日  毎日

誕生日はもういらない

クリスマスはもういらない

夏休みはもういらない

  • 作詞者

    ダブリーヌ・ドヌーヴ

  • 作曲者

    ダブリーヌ・ドヌーヴ

  • プロデューサー

    ダブリーヌ・ドヌーヴ

  • レコーディングエンジニア

    ダブリーヌ・ドヌーヴ

  • ミキシングエンジニア

    ダブリーヌ・ドヌーヴ

  • マスタリングエンジニア

    ダブリーヌ・ドヌーヴ

  • ギター

    ダブリーヌ・ドヌーヴ

  • ベースギター

    ダブリーヌ・ドヌーヴ

  • ドラム

    ダブリーヌ・ドヌーヴ

  • キーボード

    ダブリーヌ・ドヌーヴ

  • ボーカル

    ダブリーヌ・ドヌーヴ

Family Affairのジャケット写真

ダブリーヌ・ドヌーヴ の“いちごの思い出”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

雨が降るには理由がある。不幸になるにも仕組みがある。毎晩祈ってきた。もはや40年以上も。お父さんとお母さんが喧嘩をしませんように。ついでに世界平和も。叶ったことは一度もない。祈りそのものが自分を閉じ込める牢獄だったと、ある時気がついた。未来を願うたびに今が否定されていく。だから祈るのをやめた。

このアルバムは、そこから先の記録だ。嫌なことは死ぬほどあった。しかしそれは全部、雨みたいに降ってきたことで、俺のせいでも誰かのせいでもない。ただ理由があって降った。そしてその理由の多くは、生まれる前からすでに決まっていた。同じ場所にいてもレイヤーが違えば交わらない。持ってる奴は最初から持っていて、持たざる者はさらに奪われる。家族もその構造の中にあった。俺たちは生まれた瞬間から、もうすでに政治的な存在なのだ。

暗い話を歌うには、強力なビートが必要だ。だからレゲエを選んだ。人生そのものをDUB化できないかというアイデアを進めて「人生を肯定するDUB」を創ろうと思った。特別なものが欲しかったわけじゃない。ただ普通に息をしたかった。それだけのことに、こんなに時間がかかった。今が輝けば過去も光りだす。人生を再構築しよう。

祈りの外に出てみたら、音楽が俺を見つけに来てくれた。同じ場所で雨に打たれ続けてきた誰かに届いてほしいと思う。

アーティスト情報

HOTMILK!!RECORDS

"