ポートレートのジャケット写真

歌詞

ソングライター

ハナザワレイ

真夜中の2時

孤独な四畳半

八の字描く

ビートは刻まれる

夜は続く

厚い自意識を

着込んで外へ出る

冷えた夜風が

僕の火照る体

洗い流す

街灯の下で

ため息は白くなり

僕の目の前を染める

さよなら静かな葛藤よ

並んで聳える鉄塔も

見慣れた夜空が遠のいて

日が昇るよ(風の中)

それでも帰りを待っている

この先道は曲がっている

路地裏の猫が丸まって眠りにつく

さよなら言わなきゃ

愛しい夜の風が過ぎる前に

心まで冷えて

独り身の僕でさえ

人肌が恋しくなる

さよなら静かな葛藤よ

並んで聳える鉄塔も

見慣れた夜空が遠のいて

日が昇るよ(風の中)

それでも帰りを待っている

この先道は曲がっている

路地裏の猫が丸まって

眠りにつく(闇の中)

悲しみに暮れる劣等感

雨は降らずとも過ぎ去って

ギターは静かに今日だって

むせび泣いて(孤独の中)

僕は部屋の中突っ立って

広がるメロディー口ずさんで

思いの丈が絡んだって

気にしないさ

さよなら言わなきゃ

愛しい夜の風が過ぎる前に

過ぎる前に

  • 作詞者

    ハナザワレイ

  • 作曲者

    ハナザワレイ

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前作の宅録的作品「おもちゃの箱庭」から約3年、今作は打って変わりサポートメンバーを迎え制作された。ロックバンド的ダイナミクスを感じさせる楽曲を多数収録。大人として生きる葛藤をポップなメロディに乗せた「Going Nowhere」、真夏の蜃気楼をアップビートで華やかに描いた「ペーパードライブ」、失恋の絶望にファンキーなリズムが絡む「シティボーイ」、前作収録版からバージョンアップされた「メトロポリス」、ぽつねんとした寂しさが印象的なフォークロックナンバー「ナイトフライト」、そして創作の葛藤を散文的に表現したロックナンバー「ソングライター」など目白押し。また、サウンドコラージュ風の「105」やフォーキーなLo-Fiナンバー「バイバイ」は、前作を感じさせる宅録的作品。バンドサウンドと宅録の手触りが共存する、ハナザワレイの肖像画的ミニアルバム。

アーティスト情報

  • ハナザワレイ

    千葉県出身シンガーソングライター。 ノスタルジックかつポップなセンスを武器に、多彩な曲を手掛ける。 現在は弾き語りとバンドセットの2形態で活動中 ​2021年「おもちゃの箱庭」配信リリース 2023年「ポートレート」をリリース ​

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