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この作品の1曲目から3曲目は、24チャンネルスピーカを用いたシンセサイザーシステムの演奏をダミーヘッドマイクで録音しました。4曲目から6曲目は、このシンセサイザーを用いてライン録音しました。是非、バイノーラル録音とライン録音の音像定位の違いをヘッドフォンでお聞きください。3曲目のシンセサイザーシステムは、コンピュータ、universal serial bus (USB) オーディオインターフェイス、USB接続デバイス、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ及び、ミキサーで構成されます。8つの前方のスピーカ、8つの後方のスピーカ及び、8つの左右のスピーカは、3つのミキサーを用いて音源移動を行います。他の曲との違いは、フィルタと異なる音色が再生される点です。今回は、デスボイスとメタルパーカッションを録音したWaveform Audio Fileをコンピュータから再生します。その信号は、USBオーディオインターフェイスとミキサーを経由して8つの左右のスピーカから再生されます。フィルタの出力信号、デスボイス及び、メタルパーカッションを24チャンネルスピーカから再生して実験的な音作りを試みました。
1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。
UPD organization