晴れを願うのジャケット写真

歌詞

「ごめん」よりも「ありがとう」

Tempest

Day and night ずっと働き詰めて

口座の数字をじっと見つめて

歯を食いしばってのせる言霊

反骨精神で変える世の中

日中全て労働に捧ぐ

追えども追えども出口は見えず

やるしかないからやるしかない

帰り缶ビールで弥栄

上司の小言や部下の不満

読み取る思考は裏の裏

当たりの数より多いハズレ

たまには豪快につまずけ

攻めの姿勢Like a 不知火型

仲間の助けでみなぎるパワー

支え合って刻む時間が

互いの精神磨く生き様

記録じゃなくて心に残す

サービスじゃなくて自分を売ってく

笑う門には福来たる

あとから付いてくるGood luck

努力の姿は見てないけど

やってきたことはみんなが見てる

ひとりじゃないから安心しろ

社会の歯車 目にもの見せる

仕事終わりに乗り込む電車

いつも通り、特にない変化

窓辺に映る姿は疲労

それでも闘うあなたはヒーロー

一円稼ぐのも困難極め

Going your way、苦難の道だね

抜け出す貧困、止まらぬ心臓

恐怖とともに踏み出す一歩

明日を信じて今を生き

寄り添う苦痛にしらを切り

多めの貧乏くじ でも

目の前のことに尽力してる

汗水垂らし、服を汚し

腱鞘炎に視力は低下し

体と心ボロボロの毎日

それでも願う家族が大事

記録じゃなくて心に残す

サービスじゃなくて自分を売ってく

笑う門には福来たる

あとから付いてくるGood luck

努力の姿は見てないけど

やってきたことはみんなが見てる

ひとりじゃないから安心しろ

社会の歯車 目にもの見せる

朝は親父 昼は社員

夕方ラッパー 夜はひとり

何足もの草鞋を履きつぶし

後悔ないけど安息は欲しい

「神は細部に宿る」というなら

一分一秒が生死を分ける

「言葉に魂が宿る」というなら

一言一句が価値を決める

失敗談すらも酒のアテ

吐瀉物まみれの成れの果て

「まだマシかも」「大丈夫」って

感じられたならそれで本望

経験すべてが僕の肥やし

マイクを通して声を出し

心が揺らいでくれたら良いな

「ごめん」よりも「ありがとう」を言いたい

記録じゃなくて心に残す

サービスじゃなくて自分を売ってく

笑う門には福来たる

あとから付いてくるGood luck

努力の姿は見てないけど

やってきたことはみんなが見てる

ひとりじゃないから安心しろ

社会の歯車 目にもの見せる

  • 作詞者

    Tempest

  • 作曲者

    G-KANKAKU

  • レコーディングエンジニア

    Qre

  • ミキシングエンジニア

    Qre

  • マスタリングエンジニア

    Qre

  • その他の楽器

    G-KANKAKU

晴れを願うのジャケット写真

Tempest の“「ごめん」よりも「ありがとう」”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

日常の中にある、何気ないけれどかけがえのない家族や友人との時間。
当アルバムの楽曲は、そんな時間のひとつひとつを丁寧にすくい上げ、音楽に昇華。
ふとした一言ににじむのは、今しかない瞬間を抱きしめるような優しさと、時間の残酷さに対する切なさ。
仕事や夢に追われる日々の中、子どもと過ごす時間、食卓を囲む瞬間──
そのすべてが、当たり前ではないと気づかされた。

複雑な社会や現実の中で迷いながらも、守りたい存在がある。
ラップというスタイルを通して描かれるのは、派手な成功や自己顕示ではなく、日常にこそある“ドラマ”。
ときに悩み、笑い、ときに涙しながら向き合うその姿に、多くの人が自分を重ねるだろう。

発展途上のパパでありラッパーであり、一社会人であるTempest が等身大の言葉で綴ったこの一曲。
聴いた人それぞれの「何か」の記憶を呼び起こし、「何か」が胸に刺さる至極の一枚。

アーティスト情報

  • Tempest

    1987年生まれ、大阪府出身。 中学時代に友人宅でHIP HOP を教えてもらったことをきっかけに、同文化に興味を持つ。 以降、さまざまな音楽に触れ続け、キャリアとしては18歳から始めたダンスからスタート。 HIP HOP と邂逅してから20年程度経過した頃、「誰かの記憶に残るような人間になりたい」と思い、音楽活動を開始。 替えがきく歯車ではなく、世界で唯一の存在となるべく、成功よりも失敗が積み重なりつつも、現在の活動に至る。 大黒柱・父・社会人・音楽・イベント主催—— 何足もの草鞋を履き、苦悩・葛藤する日々が始まったが、これまでの人生で最も濃密かつ、充実した日々を送ることができている。 何気ない日常生活をリリックに昇華することで、いかにすばらしい人生を送っているのかを歌う。 出てくる単語のほとんどが生活上にあるもので、これらで形成されたリリックとライムは、あなたの耳元に優しく寄り添うだろう。 「泥臭くても、継続することだけが取り柄の男」——それがTempest。

    アーティストページへ


    Tempestの他のリリース
"