晴れを願うのジャケット写真

歌詞

Dear my friend

Tempest

何かの縁で俺ら出会い

やりとり全部は覚えてない

価値観なんて合ったことない けど

ガッチリハマった凸凹具合

駄菓子屋数十円買うブタメン

ASH の定食数百円

腹と割り箸割って話す

すまんな、会計は割り勘

金銭以外貸し借り感謝

ぶつかるときも確かにあった

ぶつける本音で交わりました

ありがとう、その節はマジ助かった

語り合ったよな朝昼晩

バカやったことが語り草

別れのときは悲しくない

「さよなら」よりも「またいつか」

Dear my friend 元気してるか?

そっちの調子はどうですか?

過ぎ去った年月無駄じゃなかった

出会いは宝 なあ、せやろ?

Dear my friend 下から上

一歩一歩自分の足で

別に助けは必要ないぜ

Dear my friend, Dear my friend

俺なら相変わらず

君との間柄

各々立場がある

そろそろ何か変わる

大阪駅はでかくなった

口悪かった親父の店は

数年前にたたまれてた

時間てのは無常よな

院卒 一流企業

大卒 一般People

独立 いちPresident

見とけ、俺はCrescendo

差がついたな立場と収入

ただでは終わらん 何かを吸収

十中八九 四苦八苦

数字を追いかける生活

Dear my friend 元気してるか?

そっちの調子はどうですか?

過ぎ去った年月無駄じゃなかった

出会いは宝 なあ、せやろ?

Dear my friend 下から上

一歩一歩自分の足で

別に助けは必要ないぜ

Dear my friend, Dear my friend

深夜の高架下で漫才したり

研究中にiPhone買ったり

酒抜けないのに仕事したり

あの日できたのに今できない

なら今できることをやる

寝る前 明日の仕事の準備

読書 ノートに想いを綴る

あえてひとりになってみる

わざわざ時間作らなくて良い

わざわざ連絡くれなくて良い

でもくれたら結構ありがたい

会ったらゆっくり話をしたい

年輪のように増えてくシワ

劣化してない、これは進化

老いてますます良い感じやん

ハングリー精神 Be ambitious

Dear my friend 元気してるか?

そっちの調子はどうですか?

過ぎ去った年月無駄じゃなかった

出会いは宝 なあ、せやろ?

Dear my friend 下から上

一歩一歩自分の足で

別に助けは必要ないぜ

Dear my friend, Dear my friend

  • 作詞者

    Tempest

  • 作曲者

    G-KANKAKU

  • レコーディングエンジニア

    Qre

  • ミキシングエンジニア

    Qre

  • マスタリングエンジニア

    Qre

  • その他の楽器

    G-KANKAKU

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日常の中にある、何気ないけれどかけがえのない家族や友人との時間。
当アルバムの楽曲は、そんな時間のひとつひとつを丁寧にすくい上げ、音楽に昇華。
ふとした一言ににじむのは、今しかない瞬間を抱きしめるような優しさと、時間の残酷さに対する切なさ。
仕事や夢に追われる日々の中、子どもと過ごす時間、食卓を囲む瞬間──
そのすべてが、当たり前ではないと気づかされた。

複雑な社会や現実の中で迷いながらも、守りたい存在がある。
ラップというスタイルを通して描かれるのは、派手な成功や自己顕示ではなく、日常にこそある“ドラマ”。
ときに悩み、笑い、ときに涙しながら向き合うその姿に、多くの人が自分を重ねるだろう。

発展途上のパパでありラッパーであり、一社会人であるTempest が等身大の言葉で綴ったこの一曲。
聴いた人それぞれの「何か」の記憶を呼び起こし、「何か」が胸に刺さる至極の一枚。

アーティスト情報

  • Tempest

    1987年生まれ、大阪府出身。 中学時代に友人宅でHIP HOP を教えてもらったことをきっかけに、同文化に興味を持つ。 以降、さまざまな音楽に触れ続け、キャリアとしては18歳から始めたダンスからスタート。 HIP HOP と邂逅してから20年程度経過した頃、「誰かの記憶に残るような人間になりたい」と思い、音楽活動を開始。 替えがきく歯車ではなく、世界で唯一の存在となるべく、成功よりも失敗が積み重なりつつも、現在の活動に至る。 大黒柱・父・社会人・音楽・イベント主催—— 何足もの草鞋を履き、苦悩・葛藤する日々が始まったが、これまでの人生で最も濃密かつ、充実した日々を送ることができている。 何気ない日常生活をリリックに昇華することで、いかにすばらしい人生を送っているのかを歌う。 出てくる単語のほとんどが生活上にあるもので、これらで形成されたリリックとライムは、あなたの耳元に優しく寄り添うだろう。 「泥臭くても、継続することだけが取り柄の男」——それがTempest。

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