誰がつくったのか 道端で
カラカラ まわる ペットボトルのかざぐるま
風が目で見えた午後
口笛でこたえたいような
軽やかな気分だ
空の青さが深くなって
秋が近づいてくる
気が付けば少しずつ
影が長くなっていた
とんぼを乗せた風が
優しく通り過ぎていた
ひたいの汗をぬぐって
大きめに息を吸うと
夏の終わりの匂いがする
新しい季節の予感
口笛でこたえたいような
軽やかな気分だ
雲の形が変わっていく
秋が近づいて
誰かの小さな遊び心が
風に乗って 町をくすぐった
この場所で見つけた夏が
そっと秋に溶けていく
- Lyricist
siketa
- Composer
siketa
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Visible wind
siketa