君の隣、僕の隣 ~ショウガ入れますか?~のジャケット写真

歌詞

君の隣、僕の隣 ~ショウガ入れますか?~

AQUA BLUE

東西線が揺れるたび

空腹だけが本音になる

ネクタイほどくその前に

今日もアイツに会いに行く

くたびれた顔が車窓に映る

今日はまぁまぁと笑ってみる

改札抜ければ足早になる

腹じゃない、心が急いでる

「ショウガ入れますか?」

キャベツ、もやしがテンコ盛り

湯気の向こうで手招きしてる

積み上げられた野菜の山

箸を持ったら心がほどける

ああ、隣、隣、君の隣

うまくいかない帰り道

山盛り野菜で今日を許して

極太麺が明日を連れてくる

ああ、隣、隣、僕の隣

黙って元気をくれる場所

この一杯だけは裏切らない

濃厚スープが胸に沁みる

「ショウガ入れますか?」

その一言で疲れが溶ける

ドンブリの底に沈めた迷いも

飲み干してしまえ

カラアゲか、ギョウザか

疲れた夜ほど決められない

今夜くらいは満たされたい

答え合わせは明日にして

カラアゲひとつ頬張るたびに

縮こまってた夢がほどける

山盛り野菜を噛みしめながら

まだやれる気がしてくる

腹も心も満たされて

ショウガの香りを連れて外へ出る

負けたままでは帰れない

冷えた夜風が優しい

ああ、隣、隣、君の隣

疲れた夜に明かりが点いて

またおいでよと言わないクセに

ちゃんとそういう顔してる

ああ、隣、隣、僕の隣

誰にも言えない僕の味方

胸を張るほどじゃない日でも

帰り道だけ誇らしい

「ショウガ入れますか?」

ショウガはダブル、それが生きザマ

また明日、逢おう

君の隣で

  • 作詞者

    AQUA BLUE

  • 作曲者

    AQUA BLUE

  • プロデューサー

    AQUA BLUE

  • ミキシングエンジニア

    AQUA BLUE

  • マスタリングエンジニア

    AQUA BLUE

  • グラフィックデザイン

    AQUA BLUE

  • ボーカル

    AQUA BLUE

  • バックグラウンドボーカル

    AQUA BLUE

  • ソングライター

    AQUA BLUE

  • アダプター

    AQUA BLUE

  • 合唱 / コーラス

    AQUA BLUE

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    君の隣、僕の隣 ~ショウガ入れますか?~

    AQUA BLUE

会社帰りの東西線。
揺れる車窓に映る自分の姿。
くたびれた、でも、どこかまだ諦めていない顔。

「今日はまあまあ」
そう笑ってみせることで、なんとか今日をやり過ごしてきた。
改札を抜けたとたんに足早になる。
腹が減っているのではない。
心が急いでいるのだ。
いや、正直に言えば、両方だ。

あのタンメンが食べたい。
キャベツともやしが山盛りで、極太麺がどっしりと構えた、あの一杯が。
仕事の帰り道、気づけばそのことしか頭にない。
会議の疲れも、うまくいかなかった商談も、全部どこかへ飛んでいる。
ただひたすらに「腹いっぱい食べたい」という欲望だけが残る。
それがどれほどの救いか、経験した人にしかわからない。

湯気の向こうで手招きするような、キャベツともやしのてんこ盛り。
積み上げられた野菜の山。
その圧倒的なボリュームを前にしたとき、今日のすべての出来事がどうでもよくなる。
箸を持てば、不思議と心がほどけていく。
極太麺をすするたびに、濃厚なスープが、言葉ではなく温度で今日を包んでくれる。

「ショウガ入れますか?」

たったその一言が、こんなにも沁みるのか。
注文でも確認でもなく、それはまるで「今日もよく来たね」という、声なき歓迎のように聞こえる。
生姜はダブル。
それがこの夜の流儀だ。
どんぶりの底に沈めた迷いも、悩みも、飲み干してしまえばいい。

カラアゲか、ギョウザか
疲れた夜ほど、そんな小さなことさえ決められない。
でも、カラアゲひとつ頬張るたびに、縮こまっていた夢が少しずつほどけてくる。
山盛り野菜を噛みしめながら、まだやれる気がしてくる。
食べることは、ただの栄養補給じゃない。
それは今日を肯定する、静かな儀式なのだ。

腹も心も満たされて、生姜の香りを連れて外へ出る。
冷えた夜風が優しい。
負けたままでは帰れない
そう思えることが、小さな勝利なんだ。

「またおいでよ」と言わないくせに、ちゃんとそういう顔をしている。
誰にも言えない夜の味方は、いつも静かにそこにある。
胸を張るほどじゃない日でも、あの場所から出た帰り道だけは誇らしい。

うまくいかなくて当然で、満たされない日があって当然で、
それでもあの一杯を目指して帰り道を急ぐ、名もなき日常の英雄たちへ。
疲れたすべての夜に、この曲を届けたい。
君の隣に、僕の隣に、いつでもあの温かさとあの美味しさがありますように。

また明日、逢おう。
君の隣で

アーティスト情報

  • AQUA BLUE

    「青の深淵から、日常の向こう側へ」 東京の喧騒に潜み、作詞・作曲から、ボーカル、グラフィック、マーケティングまで、全工程を独りで完結させる孤高の音楽プロデューサー。 2025年夏。平穏な日常の中で、眠っていた音楽的才能が突如として開花。本人の困惑を置き去りにしたまま、その旋律は宇宙の脈動と共鳴し始めた。 放たれるのは、清冽な「アクアブルーの波動」。透明感あふれるサウンドは、聴く者を青い深海から銀河の果てまで一瞬で運び去り、静謐な未来のビジョンを提示する。 しかしその本質には、既存の秩序を鮮やかに裏切る「至高のユーモア」が共存している。真顔で創り出される諧謔的な楽曲は、困惑の先に奇妙な救済と涙をもたらす。 理論を超越した直感と、コーヒーが冷める間に一曲を編み上げる圧倒的な創造の速度。 昼間はビジネスの海を泳ぐ一介の組織人として、夜は無限の音世界を統べる観測者として。 この劇的な二面性こそが、AQUABLUEという現象の正体である。

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