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2009年4月24日、秩父ミューズパーク音楽堂にて録音。 全曲違う長さの管で独奏。三尺二寸管などは、背が高く、手の長い柿堺氏だからこそ吹ける管であろう。それぞれの管の音色が違うので、何度聴いても飽きない。 自然な音で収録が出来た。なんとも深く、厚みのある音は、柿堺氏の持っている本当の音なのだ。 尺八は元々禅宗の一つである普化宗のもの。坐禅を組むときに、呼吸法などを教えてもらうが、尺八は息のもの。呼吸だ。「吹禅」と言う言葉がまさにその通りだと感じた。
斎藤静童師の勧めによって横山勝也師に師事。 第三回長谷検校記念全国邦楽コンクール優秀賞受賞(尺八の部第1位) 第三回ビクター邦楽技能者オーディション合格。 1994年第一回国際尺八音楽祭に出演をはじめ98年ボウルダー、02年東京、04年ニューヨーク、08年シドニー、12年京都などで行われた国際尺八フェスティバルに出演。 シャルルデュトワ指揮NHK交響楽団と武満徹作曲「ノヴェンバーステップス」共演。その後も岩城宏之、本名徹次、高橋直史などの指揮や、サンクトペテルブルグフィル、エルツゲビルギシッシェス交響楽団、オーケストラニッポニカなどとノヴェンバーステップス共演。 アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、台湾、中国などでコンサート、講習会多数。 発売CD「古典尺八」「古典尺八2」「古典尺八3」「福田蘭童独奏曲」 現在 東京音楽大学講師、NHK文化センター講師、国際尺八研修館 常任講師