Lyric

僕は謳う　生きる事を

何も無い砂の上

道無き道を僕らは歩む

その道で出逢いがあり

愛したり憎んだり

長い道のりを人は人生と例え

つまらない道を　僕は歩かされる

みんなと同じ事がそんなに大事か

あなたが奇麗というその花が

美しいとは限らない

見苦しく語る愛が

正義だとは限らない

君が見ている世界が全てではないんだ

誰かが謳うのか

奇譚な人生を

翼のない天使など

唯の人でしかないと

それならば心無い

人たちは何に成る

獣同然に飢えては啀み合う

あなた達が曳いた道を　歩んだ者たちが

同じ過ちを繰り返して何になる

命が尊いとか

人は皆　手を取り合い生きろだとか

たくさんの奇麗事は

聞き飽きたし下らないし

何を聴き何を観て生きればいい

それでも好きと言えるものが

まだこの世にはある

夕日が沈み染む　紅い海

ぼくらが歩んでるこの道が

絶対とは限らない

叫ぶように謳う歌が

愚かだとは限らない

ぼくらが謳うんだ

綺譚な人生を