Lyric

23時半を過ぎた頃に轟く

しょうもないデッドマンズソング

彷徨うだけの状態 依然不明なままの正体

腐乱死体が数百体 足の先まで病原体

呪いの類では無いにしろ

放っておけないのが厄介で

ぶっ放した散弾銃にこびりついた腐敗臭

こんなものさっさと回収しておいて

この世の何を恨んでいるのか 痛々しく飛び出した膓

怒ることすら忘れた頭じゃ 「次回休め」も通じない

他に何か言葉があるのなら教えてくれよさあ こんな俺に

朝になれば消えるかな

明日の今頃はどうせ何もわからないんだろう

そうしていつの間にか わかったような口を利くんだ

曖昧なこの姿 差し詰め亡霊か何かさ

見えない未来ばっか祈るように

地に伏して笑え

23時間を過ぎたコロニーで蠢く

気味悪いデッドマンズソング

月明かりのオンタイム 今夜あんたをご招待

腐乱死体達のショータイム 食後に一曲どうだい

「私はアンデッド 心の奥で静かに生き延びたいの。」

なんて、そんな安易な思惑通りにはいかせないんでしょう？

出来損ないの今日が噛み跡だらけで疼くんだ

そうしていつの間にか 悟ったような顔をするんだ

這い回れ亡霊 碌に前も見えないまま

この身などいつでも捧げましょう

だからさっさと出ておいで

明くる日も待ち侘びる

取り残された場所で

意味もなくただそこで

癒えない傷庇ってしまわぬように

地に伏して身を賭して

明日の今頃はどうせ何もわからないんだろう

そうしていつの間にか わかったような口を利くんだ

曖昧なこの姿 差し詰め亡霊か何かさ

見えない未来ばっか祈るように

地に伏して笑われたって

目を見張れ 明日はどうせ覚えちゃいないんだ