LIFE IS ...のジャケット写真

歌詞

QUESTION

TOMY

ボードゲームみたいにゃ進まねえよな

人生誰でも素人だしな

日々の問いの先にある明日

答えなんてのは無い旅かもな

歴史の一瞬に歌う

飯食い糞にし命を繋ぐ

生きる意味得る為life使う

死ねば次世代がバトン掴む

俺たち何処向かうのか

80億のquestionの行き先

また日々笑ってまた日々泣き

登るよ二重の螺旋を道なり

いつか死ぬ為必死に生きる

刹那涙や幸福満ちる

100年足らずの命に残す

生きた証や子種を落とす

何処から来て何処へ消えてく?

瞬き一瞬何が見えてる?

人の一生なら線香花火の

火花ひとつほど命は閃光

何処から来て何処へ消えてく?

瞬き一瞬何が見えてる?

人の一生なら線香花火の

火花ひとつほど命は閃光

悠久の中のひと時に息する

あの大戦僅か80年

この先未来は未知数

神風から今令和を引き継ぐ

引きずるカルマや輪廻

死んだらどうなるなんてこた知んねえ

はたまた生受けた意味すら知んねえ

肉体の奥に魂が沈澱

Lifeならgoes on

弾ける火花熱量を照合

教科書載らねえ奴らの歴史

それぞれの方法伝えるレシピ

いつか死ぬ為必死に生きる

仲間の生き方俺には響く

俺だってそんなに長くはねえだろ

星に比べりゃ一瞬の閃光

何処から来て何処へ消えてく?

瞬き一瞬何が見えてる?

人の一生なら線香花火の

火花ひとつほど命は閃光

何処から来て何処へ消えてく?

瞬き一瞬何が見えてる?

人の一生なら線香花火の

火花ひとつほど命は閃光

  • 作詞

    TOMY

  • 作曲

    hawk jr.

LIFE IS ...のジャケット写真

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野太いブーンバップビートに乗せて語られる質実剛健なリリックが魅力の埼玉を代表するラッパーTOMYによる5thアルバム「LIFE IS …」が前作から僅か1年と熱も冷めやらぬままにリリース!!
前作「BETTER NOW」が彩り豊かな客演陣を迎え比較的華やかな作風であったのに対し、
今回は客演無しのマイク1本男気スタイルでTOMYの人となりと人生観が120%凝縮された意欲作となっている!

作品の口火を切りライブさながらにリスナーを煽り奮い立たせるのはScotch walnutzプロデュースによる「STAND UP」、そして今回初プロデュースとなるWATANABABYが手がけたシリアスなビートの上で、揺るがない活動スタンスを提示する「ONE WAY」、冒頭2曲はTOMYのブレないアティテュードをリスナーに再認識させ作品に引き込むのに相応しい。

続く2曲は盟友DJ MIGHITYプロデュースによるもので「このタッグ、CLASSICの領域」とTOMYのリリックにある通り、正にビートとラップが安心感すら覚えるマッチング具合。
地元の仲間達を語りあえて固有名詞を多用するHip Hopならではのユーモアが魅力の「COME ON」、
音楽が自身の生活といかにリンクしているかを語った「EQUAL」は毎年コンスタントにリリースを続けるTOMYだからこそ抜群の説得力がある。

アルバム中盤はHAWK Jr.ビートによりトーンが一変、「LIFE IS…」のタイトルの核心に迫るかの如く「生と死」がシリアスなトーンで語られる。
そんな「生と死」に真摯に向き合うからこその葛藤や悩みをウィットの効いたリリック運びにより笑いにすら消化させている「PARANOID」は更に作品に緩急をもたらす。
そして終盤WATANABABYのエモーショナルなビートの上で不屈の精神を綴った「堕ちても」は正にクライマックスと言え心の奥底に響いてくる。
しんみりと染み入りつつも熱くなるような感情となり、ここまででも十分過ぎるほど満足感のある作品だがこの作品にはまだ続きがあった。

ボーナストラック的な立ち位置にある「BIG GAME」はハードなブーンバップに鬼気迫るタイトなリリックが冴えわたり、
静まったムードをまた最高潮まで盛り上げる事で、アルバムのトータルリピートを必須にさせてくれる。

曲単体でもそれぞれ楽しめる作品になっているが、実は総じて「人生とは?」という問いが一貫したテーマにありコンセプチュアルな作品である事が伺える。
冒頭でも述べた通りマイク1本だからこそTOMYのその問いに対する答えがストレートに心に訴えかけてくる作品だ。
この作品を通しリスナーはそれぞれ自分なりの「LIFE IS…」を見つけてみてはいかがだろうか。

アーティスト情報

  • TOMY

    埼玉を代表するHIPHOP集団、 G.M.P.の主要メンバーの1人。 これまでにCREWやソロ活動の他、OG HOMEBOYS等様々なユニットや客演で作品を残してきた。 2010年MIX CD「GET MORE PROPS 」vol.1、vol.2をわずか半年の間に立て続けにリリース。専門CDショップで1位を記録し埼玉のシーンを席巻する。 その後もOG HOMEBOYSや彼のオリジナルの曲のみで構成されたMIX CD「CONSTANT CHANGE」、近年では同CREWのメンバーであるFUKKとのALBUM 「CURRENT RESIDENCE」をリリースし注目を集めメディア等に取り上げられる。 無骨に積み上げてきた経験や作品の中で信じるHIPHOPを追及し、等身大であり続けてきたTOMYが満を侍してソロALBUM「BIAS」をリリース。

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G.M.P RECORDS

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