LIFE IS ... Front Cover

Lyric

PARANOID

TOMY

陽が落ちた空月が浮かんで

馴染みのbar俺飲むブランデー

少々のナッツとmusic摘んで

心傷癒す俺はクランケ

クリニックなら hip hopがDr

処方された音80の脈拍

そこ感情落とし曲あつらう

太宰や尾崎みたく俺企む

サマリーの量なら膨大

書かれる多数病状や障害

闇も光も可視化捻り出す

この病んだ思考の奥を見てみな

不安定とrhymeの逢引き

名作の裏潜む猜疑心

呵責の念すら犠牲にし

歌詞書くイカれた俺paranoid

Paranoid paranoid

Paranoid paranoid

また狂った頭はどんな?

俺にゃ良心と悪魔が混在

唯一癒しは雄猫4歳

感情に生かされ殺されonline

息する限りは証明

末路三島みたいでもok

考え過ぎれば滑稽

切る腹持ってるNO PAIN, NO GAIN

グラス越し見りゃそっち歪んでる

逆から見りゃこっちも歪んでる

そんなもんだ物事の表裏

深読みしすぎのおつむなら病気

水膨れの魂が加速

カウンセラーとbeatで遊ぶ

この心邪と鬼を宿す

更にはmind神が足運ぶ

Paranoid paranoid

Paranoid paranoid

  • Lyricist

    TOMY

  • Composer

    Scotch walnutz

LIFE IS ... Front Cover

Listen to PARANOID by TOMY

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野太いブーンバップビートに乗せて語られる質実剛健なリリックが魅力の埼玉を代表するラッパーTOMYによる5thアルバム「LIFE IS …」が前作から僅か1年と熱も冷めやらぬままにリリース!!
前作「BETTER NOW」が彩り豊かな客演陣を迎え比較的華やかな作風であったのに対し、
今回は客演無しのマイク1本男気スタイルでTOMYの人となりと人生観が120%凝縮された意欲作となっている!

作品の口火を切りライブさながらにリスナーを煽り奮い立たせるのはScotch walnutzプロデュースによる「STAND UP」、そして今回初プロデュースとなるWATANABABYが手がけたシリアスなビートの上で、揺るがない活動スタンスを提示する「ONE WAY」、冒頭2曲はTOMYのブレないアティテュードをリスナーに再認識させ作品に引き込むのに相応しい。

続く2曲は盟友DJ MIGHITYプロデュースによるもので「このタッグ、CLASSICの領域」とTOMYのリリックにある通り、正にビートとラップが安心感すら覚えるマッチング具合。
地元の仲間達を語りあえて固有名詞を多用するHip Hopならではのユーモアが魅力の「COME ON」、
音楽が自身の生活といかにリンクしているかを語った「EQUAL」は毎年コンスタントにリリースを続けるTOMYだからこそ抜群の説得力がある。

アルバム中盤はHAWK Jr.ビートによりトーンが一変、「LIFE IS…」のタイトルの核心に迫るかの如く「生と死」がシリアスなトーンで語られる。
そんな「生と死」に真摯に向き合うからこその葛藤や悩みをウィットの効いたリリック運びにより笑いにすら消化させている「PARANOID」は更に作品に緩急をもたらす。
そして終盤WATANABABYのエモーショナルなビートの上で不屈の精神を綴った「堕ちても」は正にクライマックスと言え心の奥底に響いてくる。
しんみりと染み入りつつも熱くなるような感情となり、ここまででも十分過ぎるほど満足感のある作品だがこの作品にはまだ続きがあった。

ボーナストラック的な立ち位置にある「BIG GAME」はハードなブーンバップに鬼気迫るタイトなリリックが冴えわたり、
静まったムードをまた最高潮まで盛り上げる事で、アルバムのトータルリピートを必須にさせてくれる。

曲単体でもそれぞれ楽しめる作品になっているが、実は総じて「人生とは?」という問いが一貫したテーマにありコンセプチュアルな作品である事が伺える。
冒頭でも述べた通りマイク1本だからこそTOMYのその問いに対する答えがストレートに心に訴えかけてくる作品だ。
この作品を通しリスナーはそれぞれ自分なりの「LIFE IS…」を見つけてみてはいかがだろうか。

Artist Profile

  • TOMY

    埼玉を代表するHIPHOP集団、 G.M.P.の主要メンバーの1人。 これまでにCREWやソロ活動の他、OG HOMEBOYS等様々なユニットや客演で作品を残してきた。 2010年MIX CD「GET MORE PROPS 」vol.1、vol.2をわずか半年の間に立て続けにリリース。専門CDショップで1位を記録し埼玉のシーンを席巻する。 その後もOG HOMEBOYSや彼のオリジナルの曲のみで構成されたMIX CD「CONSTANT CHANGE」、近年では同CREWのメンバーであるFUKKとのALBUM 「CURRENT RESIDENCE」をリリースし注目を集めメディア等に取り上げられる。 無骨に積み上げてきた経験や作品の中で信じるHIPHOPを追及し、等身大であり続けてきたTOMYが満を侍してソロALBUM「BIAS」をリリース。

    Artist page


    TOMYの他のリリース

G.M.P RECORDS

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