LIFE IS ...のジャケット写真

歌詞

堕ちても

TOMY

エグったあの日の傷なら深い

例えばこの曲聴くのも不快

だとしても表現やめられねんだ

堕ちた先あるまま歌詞に具現化

ダメな自分も丸ごと描写

言ったろbeatの上じゃ嘘はない

聖者になれない求道者

結果俺の人生は急勾配

俺はここから逃げられない

人生の真実を1つ知った

経験に付箋を貼って

這い上がる目の前不明瞭だって

傷つけたあの日にsorry

闇から前向く1人1人

誰のせいでもない成れの果て

現状心降る雨も糧

なあ堕ちても尚

なあ堕ちても尚

なあ堕ちても尚

息する限り こうしてもがこう

なあ堕ちても尚

なあ堕ちても尚

なあ堕ちても尚

息する限り こうしてもがこう

時にイカれた運命が交差

狂った思考は狂気で凌駕

神の教えに背いたstupid

悪魔と契約を交わす囚人

俺はいつもの街またwalkし

思うよそんなんで良いわけねえって

今がどん底なら上がるだけ

サイズ身の丈合わすだけ

背伸びはいらない

メロディとbeatはめる等身大

闇の中憑き物落ちて

Hate welcomeも口ほどでもね

I'm gone 押すenter崩れたメンタル

積み上げるレンガ

俺諸悪の権化

だけど死ぬまでもがいて飛んでく

なあ堕ちても尚

なあ堕ちても尚

なあ堕ちても尚

息する限り こうしてもがこう

なあ堕ちても尚

なあ堕ちても尚

なあ堕ちても尚

息する限り こうしてもがこう

  • 作詞

    TOMY

  • 作曲

    watanababy

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野太いブーンバップビートに乗せて語られる質実剛健なリリックが魅力の埼玉を代表するラッパーTOMYによる5thアルバム「LIFE IS …」が前作から僅か1年と熱も冷めやらぬままにリリース!!
前作「BETTER NOW」が彩り豊かな客演陣を迎え比較的華やかな作風であったのに対し、
今回は客演無しのマイク1本男気スタイルでTOMYの人となりと人生観が120%凝縮された意欲作となっている!

作品の口火を切りライブさながらにリスナーを煽り奮い立たせるのはScotch walnutzプロデュースによる「STAND UP」、そして今回初プロデュースとなるWATANABABYが手がけたシリアスなビートの上で、揺るがない活動スタンスを提示する「ONE WAY」、冒頭2曲はTOMYのブレないアティテュードをリスナーに再認識させ作品に引き込むのに相応しい。

続く2曲は盟友DJ MIGHITYプロデュースによるもので「このタッグ、CLASSICの領域」とTOMYのリリックにある通り、正にビートとラップが安心感すら覚えるマッチング具合。
地元の仲間達を語りあえて固有名詞を多用するHip Hopならではのユーモアが魅力の「COME ON」、
音楽が自身の生活といかにリンクしているかを語った「EQUAL」は毎年コンスタントにリリースを続けるTOMYだからこそ抜群の説得力がある。

アルバム中盤はHAWK Jr.ビートによりトーンが一変、「LIFE IS…」のタイトルの核心に迫るかの如く「生と死」がシリアスなトーンで語られる。
そんな「生と死」に真摯に向き合うからこその葛藤や悩みをウィットの効いたリリック運びにより笑いにすら消化させている「PARANOID」は更に作品に緩急をもたらす。
そして終盤WATANABABYのエモーショナルなビートの上で不屈の精神を綴った「堕ちても」は正にクライマックスと言え心の奥底に響いてくる。
しんみりと染み入りつつも熱くなるような感情となり、ここまででも十分過ぎるほど満足感のある作品だがこの作品にはまだ続きがあった。

ボーナストラック的な立ち位置にある「BIG GAME」はハードなブーンバップに鬼気迫るタイトなリリックが冴えわたり、
静まったムードをまた最高潮まで盛り上げる事で、アルバムのトータルリピートを必須にさせてくれる。

曲単体でもそれぞれ楽しめる作品になっているが、実は総じて「人生とは?」という問いが一貫したテーマにありコンセプチュアルな作品である事が伺える。
冒頭でも述べた通りマイク1本だからこそTOMYのその問いに対する答えがストレートに心に訴えかけてくる作品だ。
この作品を通しリスナーはそれぞれ自分なりの「LIFE IS…」を見つけてみてはいかがだろうか。

アーティスト情報

  • TOMY

    埼玉を代表するHIPHOP集団、 G.M.P.の主要メンバーの1人。 これまでにCREWやソロ活動の他、OG HOMEBOYS等様々なユニットや客演で作品を残してきた。 2010年MIX CD「GET MORE PROPS 」vol.1、vol.2をわずか半年の間に立て続けにリリース。専門CDショップで1位を記録し埼玉のシーンを席巻する。 その後もOG HOMEBOYSや彼のオリジナルの曲のみで構成されたMIX CD「CONSTANT CHANGE」、近年では同CREWのメンバーであるFUKKとのALBUM 「CURRENT RESIDENCE」をリリースし注目を集めメディア等に取り上げられる。 無骨に積み上げてきた経験や作品の中で信じるHIPHOPを追及し、等身大であり続けてきたTOMYが満を侍してソロALBUM「BIAS」をリリース。

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G.M.P RECORDS

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