人生劇場のジャケット写真

歌詞

生ける屍の詩

荘子it

俺は屍になるまで

音を奏で歌詞を書く運命(さだめ)

糸に繋がれ

傀儡だとしたって身任せ

鬱で現(うつつ)抜かせねぇ

夢の中で

踊らされずに踊ろう夜明けまで

パンと見世物はもう沢山だし

Fuck that shit

虚仮威しのRap gameは

Nothing to show for it

鳥獣戯画ばりの

バーレスクに

劇場Dこけら落とし

Dos Cityの町おこし

求めるものはSomething New

何か一つでも斬新に映る

ところががあるならやってみる

似たり寄ったりはもう懲り懲り

効率いい工場

凍りついた小売り業

怖がりのこだわりの強張りのボーダーライン

の先に見る

継ぎ接ぎだらけのフランケンシュタイン

前人未到のゾーンを探検したい

既知のものは気狂いピエロみたく切り刻み

未知のものは道標作れりゃOK

Going my way

俺は屍になるまで

音を奏で歌詞を書く運命(さだめ)

糸に繋がれ

傀儡だとしたって身任せ

鬱で現(うつつ)抜かせねぇ

夢の中で

踊らされずに踊ろう夜明けまで

ファッションになる前の

パッションと熱狂がホンモン

燃料はハイオク

廃屋のレイブパーティー

レイバーのドキュメンタリー

フィルムで感染起こし

継承へレディタリー越えた

セレンディピティの出会い

メタモルフォーズを起こせ

ヘルタースケルター

こちとらワーグナーよりワクワクなセンスオブワンダー

宝塚歌劇団よりも不埒で過激なんだ

じっくりいこうまだ

エロがんなエドワルダ

コンサバのゴッドファーザー

エドマンド・バークさえも

圧巻するピカレスクロマン

ポランスキー

ローズマリーの赤ちゃん

みたく悪魔じみたシットを

帝王切開する執刀医が荘子it

俺は屍になるまで

音を奏で歌詞を書く運命(さだめ)

糸に繋がれ

傀儡だとしたって身任せ

鬱で現(うつつ)抜かせねぇ

夢の中で

踊らされずに踊ろう夜明けまで

俺は屍になるまで

音を奏で歌詞を書く運命(さだめ)

糸に繋がれ

傀儡だとしたって身任せ

鬱で現(うつつ)抜かせねぇ

夢の中で

踊らされずに踊ろう夜明けまで

俺は屍になるまで

音と詩だけで

稼ぐmoney

生きるため

仲間達に家族

マネージャーがいるから一人じゃねぇ

今日も弱点を逆転する作戦を立てて

踊らされずに踊ろう夜明けまで

  • 作詞者

    荘子it

  • 作曲者

    荘子it

  • プロデューサー

    荘子it

  • ミキシングエンジニア

    The Anticipation Illicit Tsuboi

  • マスタリングエンジニア

    The Anticipation Illicit Tsuboi

  • ラップ

    荘子it

人生劇場のジャケット写真

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ラップトリオ・Dos MonosのMC兼トラックメイカー・荘子itが自身初となるソロアルバム「人生劇場」をリリースする。

Dos Monosの楽曲の大部分でビートメイクとラップを手掛けてきた荘子itは、グループとしての幅広い音楽活動と並行し、アーティストへの楽曲提供や、映画映画の劇伴、更に批評家や文筆家としてもこれまで活動してきた。

そんな荘子itがソロ名義として初めてリリースする本作は、これまで敬愛してきたヒップホップ作品群への接近をより色濃く感じさせる音像で貫かれている。Dos Monosが持っていた実験性やジャンル横断的なサウンドスケープに対し、本作はよりオーセンティックなヒップホップの文脈に重心が置かれ、荘子it自身のルーツへの再接近と呼べる質感を持つ。ミックス/マスタリングには日本語ラップの伝説的作品を数多く手掛け、これまでDos Monosのほとんどの作品に関わってきたエンジニアのThe Anticipation Illicit Tsuboiが参加しており、その意味でも本作は荘子itのルーツが地続きとなった一枚に仕上がっている。

歌詞世界でも家族との関係、Dos Monos結成に至る道のり、そして自身が親になったことで見えてきた景色まで、一人称の語りが一貫して据えられている。既存の批評活動や対談で見せてきた思弁的な言葉遣いとは異なり、感情や記憶がむき出しのまま韻に乗せられている点が本作の核と言える。

アルバム唯一の客演に没 a.k.a NGS、TaiTanというDos Monosの二人を迎えている点も、ソロ作でありながら全く単独の作品ではなく、グループとして活動してきた荘子itの個人的な物語に盟友二人がさりげなく寄り添う構成になっている。

リードトラックは「東京コンプレックス」。都市生活者としての依存や快楽、情報過多の中での思考をテーマにした一曲で、アルバム全体を貫く「都市と個人」というモチーフの入り口として機能している。

アーティスト情報

  • 荘子it

    1993年生まれ。2015年に中高の同級生TaiTan、没 a.k.a NGSとヒップホップグループDos Monosを結成。トラックメーカーとMCを担当。アメリカのレーベル・Deathbomb Arcと契約し、 2019年に1stアルバム『Dos City』を発表。以後、2度のヨーロッパツアーを成功させるなど国内外 で高い評価を得る。2026年8月5日にソロラッパーとして初めての作品をリリースする。 2025年公開の映画『海辺へ行く道』(横浜聡子監督)で自身初となる映画音楽を担当したのを皮 切りに、2026年公開の『万事快調〈オール・グリーンズ〉』(児山隆監督)の劇伴、藤子・F・不二雄 ミュージアムの短編アニメ『チンプイ エリさまのグッドラック』の音楽制作なども手掛けている。批 評家・吉田雅史との共著『最後の音楽:|| ヒップホップ対話篇』(DU BOOKS)を上梓するなど文筆 家としての一面も持ち合わせており、哲学者・福尾匠とのPodcast番組「シットとシッポ」を毎週配 信するなど、音楽家という枠に収まらない発信を続けている。

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