Lyric

朱い雀と書いて朱雀

僕はこの地をリスペクトして歌う

思い出がありすぎて上手く

伝えられないかもしれないけど浮かぶ

平城朱雀第一住宅

少しずつ少しずつ思い出は薄まる

でもいつだって俺の心震わす

隅っこに書く「思い出補正」の注釈

コープのゆらぎは今もあるかな？

高の原イオンは今もガラガラ

マンションの3階の人は山中

少し歩けば着くよ平城山

まだまだ中々濃い思い出が溢れては消えてゆく

けどたまに帰る時にはいつでも

優しく迎え入れてくれる

だんだん変わるけど

毎回愛をくれるよ

元旦くらいはさ、また帰るから

散々な毎日も

淡々と過ぎる日も

寛大な心で包み込んでくれるから

郡山にいたのは何年前の話？

未だ駅前にあるコロッケのハヤシの

おばあちゃんは亡くなったみたいだね悲しい

その割に新しい建物はなくて

まるで死に向かいただ生きるだけの俺と

やっぱリンク故郷 市役所の古さも愛おしい

西友もわんぱく小僧も郡山のジャスコも俺の胸にあるもの

ブレイクダンスOn The パトカー

そんなアホな過去が 俺の春の青さ

刺青が当然の銭湯の横は決闘の聖地21世紀公園

大人になって知ったここは部落地方と

だけど誰がなんと言おうとこれが俺の地元

日毎、仕事に追われ忘れそうになるけど

何より大切なルーツです

だんだん変わるけど

毎回愛をくれるよ

元旦くらいはさ、また帰るから

散々な毎日も

淡々と過ぎる日も

寛大な心で包み込んでくれるから