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「磁針のミラージュ」は、出張先からの絵葉書に違和感を覚えながらも、確かめにいきかけた手を自分で止める夜の心の揺れを描いたミディアムテンポのシティポップ。
神泉のアパートの机、ポストから取り出した一枚の絵葉書、引き出しの底に眠っていた磁針コンパス、葉書の上で震える針、そしてラジエーターに引かれて傾く北――装置の精度ではなく、それを覗き込んでしまう自分の動作を疑念の対象に変えていく夜を静かに浮かび上がらせる。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、相手の場所を訊かないことで保ってきた関係の中で、確かめる動作の手前で踏みとどまる自分を選び直す大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやアーバン・ポップが持っていた、都会の夜、机のスタンド、海外便の葉書、装置と指先の駆け引きを描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
ずれの原因を理屈で知っても、針の傾きが残す不安だけは消えない。
磁針を引き出しにしまい、葉書は机に残したまま、窓辺で素手を北に向ける――そんな確かめないと決めた夜の選択を描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
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