Lyric

まるで独り言　あるいは日記書くように

夜明け前 一人きり　ギターを抱えている

簡略に言えば　“色々あった”それだけさ

ただ涙することが　ちょっぴり多かっただけ

悲しみ経由してたって大丈夫

必ず道は繋がってるから　別の方法で行くだけさ

あの日僕は

死ななくて良かった　生きていて良かった

こんな未来は想像さえも出来なかった

本当に生きていて良かった

人はみんな苦しんでいたんだ

やけに嬉しかったんだ

最低だなって思いながらそれを

それでも糧に生きてた

年の暮れに急に実家の母が持って来た

アルバムは奇遇だな　僕と同じ歳で

四角いそれには　想像よりずっとでかい愛と

やさしさが記してあって　胸がギュッと詰まったんだ

涙の数よりももっと優しく

そう生きるしかないんじゃないかなぁ

そうやって繋いで来たのかなぁ

僕は歌う

死ななくて良かった　生まれてきて良かった

今度は君の想いのせたそんなメロディ

一緒に歌えたらいいなぁ

ドアを開けて

見飽きた太陽に　新芽の青の匂いに

終わることなく感りずに繰り返す

世界はきっと美しい

死ななくて良かった　生きていて良かった

こんな涙は想像さえも出来なかった

感謝が伝えきれないや

仰いだ空に

虹がかかるように　星が流れるように

ふとした瞬間 光は射すから

懲りずに明日も生きよう

世界はきっと美しい