Ash Front Cover

Lyric

Ghost Rocket

ichica

たった一つの空白で

全てカラフルにしてしまった

君の宇宙

平行線 向こう側で

花が咲いていたって知らずに

夏が終わる

ずっとこんな風に傷つけて

滲んだ指で描いたって

今更だろ きっと

彼方見上げた空に夜光雲が走る

ロケットに乗せたさよならと

このがらくたの歌が

君に聞こえるかい

それで最後と思えたなら

たった一つの現実が

青い羽を奪ってしまった

それもいいさ

平行線 向こう側で

花が枯れていたって知らない

踏切はない

ずっとそこにあった瘡蓋を

剥がした跡の痛みが

それだけが証明だ

その場凌ぎの歌で繋ぐこんな日には

優しげな星が刺さるようで

このがらくたの夜は君だけがいれば

それで最後でいいのに

逆さまの砂時計

ダイヤの帽子

朝焼けの後の夜

そういうものがあればなんて思う

あの日の丘に凪いだ

貴方を見上げて

ロケットに乗せたさよならと

このがらくたの歌が

君に聞こえるかい

これで最後と思えたなら

またいつかの僕ら

何もかも捨てて星を旅しよう

一次宇宙線を追い越して

夜を抜けて

雲を裂いて

月を越えて

遠く消えて

目を覚ました窓の残光が酷く綺麗だ

  • Lyricist

    ichica

  • Composer

    ichica

Ash Front Cover

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