Ash Front Cover

Lyric

Dawn Blue

ichica

歩くことが上手くなれないまま

夜に置き去りにされて

過ぎてゆく日々を鳴らしている

他にすることもなくて

誰の声も聞こえないような

それくらい遠くに行こう

たった一つが足りてないような

思い出だけ持ったまま

遠く霞む月を見ていた

泡沫の朝に浮かぶまま

明ける空に滲んだ青を

ずっと描いている まだ

錆びついた夢をまた見ていた

酷く汚れた気がした

覚えのない傷が痛むので

何も出来ぬことにして

朝行く月を見た

長く重ねた夜が去って

今更な星が浮かぶ空

終わりのないものがあるなら

どうにでもなるのに

また夏が来れば忘れるのだろうか

こんな歌もあの青さえも

あかつきの中に溶けて

今はまだそこにあれ

朝焼けが空に霞んでいた

ずっと遠く 誰かを探していた

遠く霞む月を見ていた

泡沫の朝が終わるまで

遥か下の青を見ている

歌う声だけが離れずに

終わりのないものがあるなら

それはここなんだろうか

また夏が来れば思い出せるのか

胸が痛むその理由も

ただ あかつきと共に消えて

また夜の底を歩く

  • Lyricist

    ichica

  • Composer

    ichica

Ash Front Cover

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