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真面目なトーン(serious tone)や滑らかなスタジオの編集(smooth production)、そして王道のポップス構成を徹底的に焼き尽くし、インターネット最深部の狂気と快感をダイレクトに注入する究極の「アブサード・ポップ/グリッチ・ポップ」です。かつてのニコニコ動画におけるMAD動画の全盛期を彷彿とさせる予測不能なコメディ的タイミング(comedic timing)と、脳の処理速度を強制バグらせる凶暴なギミックを、95BPMから突如140BPMへと跳ね上がる異次元のテンポシフト(sudden tempo shift)のなかにこれでもかと詰め込んでいます。
歌詞の世界観は、整合性を完全に拒絶したカオス。「朝起きて椅子を食べ、隣人の挨拶の瞬間には肉体が消滅しており、空は緑色か、あるいはスープ(soup)だったかもしれない。1たす1はサカナ(fish)になり、猫はスペイン語を操り、自分自身は眠り方を忘れて立ち尽くす。文脈やメッセージを完全に排したゼロ説明エネルギーのなかで、突然『ここからはお前たちが拍手(clap)するパートだ!』とリスナーに理不尽な強制同期を要求する、ネット空間のミーム兵器」。
最大の快楽は、綺麗に整えられたクリーンなミックス(clean mix)を冷酷に拒絶した、ザラついた歪み(lo-fi crunch)と電子のバグ。開始2秒で脳の全機能をジャックする「Banana. Banana. WHAT.」という強力な音声チョップ(vowel chop)から始まり、随所にちりばめられた懐かしくも不穏な8ビットの警告音(8-bit blip accent)が鼓膜をピンポイントで殴りつけます。ヴァースの平熱なローファイ進行から、プレコーラスの「OKAY OKAY—」の合図とともに、無警告で世界線が140BPMのハイパー空間へと爆発(chaotic loop)し、ステレオ幅が左右140%のパノラマへと全開放されます。
中盤のブレイクダウンでは、爆音のデジタルノイズがダウンベイトの瞬間に「完全警告なし」で消滅し、一瞬の不気味な完全静寂(complete silence)のトラップを敢行。迷子になったバグのように「...hi.」という間抜けな呟きだけを置き去りにした直後、最終サビへの全音響デトネーションへとノーモーションで再点火します。最後は、アウトロの終盤で「もう一度最初から曲が始まる」という最悪のリスタートベイト(restart bait)を仕掛けた瞬間、それを嘲笑うかのように、リミッターがゲートをプツンと遮断。残響を1ミリも残さずスパッと完全な真空の静寂(instant cutoff)へと着地する、これ以上何も足せないアート・ミニマリズムの極致です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。