LANDFILLのジャケット写真

歌詞

灰色の悪魔

sammy. /REVERSIES

白にも黒にもなれなかった僕は

今もまだ透明なまま

君が見る景色は眩しすぎてさ

画面に映すのもやっとなんだ

消せずに彷徨った記憶の中

誰かのありふれた日常が

今でもやっぱり苦しすぎてさ

小さな視界を閉ざしてしまった

解けた言葉も零れた感情も

全部隠して鍵をかけたよ

いつのまにか自分でも

開けられなくなったんだ 笑ってよ

灰色の悪魔と手を取った

僕は君を愛せないから

その罰としてこの世界から

色が消えてしまった

灰色の悪魔と手を取った

僕は愛も知らないから

その声に背を向けたまま

音も聞こえなくなった

誰かが歌うその感情も知らぬまま

君の温もりに触れることは

最初から出来なかった

乾いた空だけが浮いていた

それっぽいでしょ

こんな僕でも

適当に誤魔化して

額縁を探して

ぐるぐる回って

吐きそうになって

刺して引き裂いて

ノイズのように叫んで

全部全部 忘れてしまえば

良かったね

灰色の悪魔に殺された

僕はその名も知らぬまま

消えていくこの声は

君に届くことは無いんだ

灰色の悪魔と手を取った

僕は何処にも行けないから

惰性のようなループの中

息を殺して明日を待つんだ

  • 作詞

    sammy. /REVERSIES

  • 作曲

    sammy. /REVERSIES

  • プロデューサー

    sammy. /REVERSIES

  • レコーディングエンジニア

    sammy. /REVERSIES

  • ミキシングエンジニア

    sammy. /REVERSIES

  • マスタリングエンジニア

    sammy. /REVERSIES

  • ギター

    sammy. /REVERSIES

  • ボーカル

    sammy. /REVERSIES

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"グランジの魂と現代の痛みを音楽に。sammy. /REVERSIESが贈る新時代のオルタナティブロック"

"ワンマンDIYオルタナロックバンド(?)” sammy. /REVERSIES。彼のデビューアルバム『LANDFILL』は、グランジ、オルタナティブ、エモを基調にした全12曲。荒削りな感情と日本的な繊細なメロディが融合し、内省的な歌詞と重厚なサウンドが聴く者の心に深く響きます。

捨てて埋めてしまいたいような感情や痛みを音楽として作り変え、それを新たな希望へと昇華するというメッセージ。自己嫌悪、葛藤、孤独、そして再生という普遍的なテーマを描き、タイトルの「LANDFILL(埋立地)」を象徴しながら、彼自身の葛藤や再生への願いが色濃く反映された楽曲は、リスナーに共感と救いを感じさせる。

エネルギッシュで混沌を描写する「O.A.」がその名の通りオープニングアクトを飾る。その後も、荒削りなグランジサウンドで日常と自己嫌悪を描く代表曲「MESSY DAY」。透明感のあるギターと英語詞が際立つキャッチーなメロディが国際的な視野を感じさせる「Fall Away」。ダンサブルなリズムに切なさを加え、邦楽ロックの新たな形を提示する「迷子と踊る」。幻想的な物語を描き、繊細なサウンドと歌詞で深い余韻を残す「醒めない夢と森の中」など。個々の楽曲が強い個性を放ちながら、全体を通して一貫したテーマを紡いでいます。

埋め立てられた感情の中に隠された希望を、Sammy. /REVERSIESの音楽で掘り起こし、再び光を見つけてほしい。『LANDFILL』は、痛みを抱える全ての人に寄り添い、共感と再生を届ける一枚。

アーティスト情報

THAT'S ON RECORDS

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