歌詞

車のラジオからジングルベルが流れて

季節の変わり目をそっと知らせてくれる

街にはすでに優しい光が広がって

窓の向こう側でクリスマスがはじまる。

君の横顔を見つめていると

「ねぇ何かついてる？」と微笑みかける

気の利いた言葉なんて浮かばないけれど

「なんでもないよ」とただ答えていた

君と過ごすこの夜が一番のプレゼント

雪がなくても白い奇跡は、おりてくる

願いがもしも一つだけ叶うのならば

この時間がいつまでも続きますように

ふと足を止めた店で流れたあのメロディ

クリスマスになると君が好きだと言った歌

十二月の君はいつもより輝いていて

ショーウィンドウ越しに優しく揺れていた

プレゼントは、何がいい？本当はオレの言葉

心の中では、ずっと前から決めていたよ

願いがもしも叶うなら来年も同じように

君の横顔をそっと見つめていたいんだ

そっと手を重ねたら胸の奥あたたかくて

恋をした日のような優しさが広がってく

雪が降ればいいのにな、君がつぶやいたら

抱きしめたくなるほど愛おしくなるよ

灯りの中で二人の影が寄り添いながら

言葉よりも深く気持ちが胸に届いてく

君と過ごすこの夜が奇跡だとわかった

宝石よりも大事な笑顔がそこにある

ありがとうの代わりにそっと手を握り返し

未来を同じ方向へ歩ける気がしているよ

メリークリスマス、この夜に願うことはただ

君がこれからもそばにいてくれること