Q Front Cover

Track List

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3年ぶり2枚目のアルバムとなる『Q』を、2025年5月13日にリリース。今作でBellは、全曲をプロデュースしたBigoとともに、日本におけるヒップホップのあり方に疑問を投げかける。

サブスクリプション型の音楽配信サービスが普及してから約10年、リスナーの音楽に対する向き合い方が大きく変化してきた。聴きたい曲を好きな順番で、気軽に楽しむ——プレイリストという存在により、音楽はそんな風に消費されるようになった。
さまざまなジャンルのなかでも特にヒップホップは、テクノロジーの進化や社会の変化にいち早く反応し、影響を受ける。その結果、リスナーの求める「気軽さ」に迎合し、芸術性を軽視した楽曲が溢れる状況になってしまった。

今作では、単曲だけでなく「アルバム」としての完成度を追求し、BellそしてプロデューサーBigoが、46分間の物語を作りあげた。アルバムのなかでBellは、思考や言動が表面的なラッパーに対して警鐘を鳴らしつつ、「善と悪」「愛と憎しみ」といった、光と影のように真逆だが共存する人間の複雑な感情を吐露する。また、プロデューサーBigoのサウンドプロダクションは、時代性にとらわれないジャンルレスで実験的なアプローチながらも、どこか普遍的な安定感を感じられる仕上がりに。全15曲が有機的につながりあうよう緻密に構成され、先行シングルの『アンチ・コントロール』と『One Time』も、アルバム仕様にアップデートされている。
ジャケットのデザインでは、水銀がモチーフに選ばれた。金属のなかで唯一、常温時に液体であり、かつては治療薬としても使用されていた、その美しくも不気味にも見える独特な性質や、人類を翻弄してきた「毒か、薬か」という危うい二面性が、今作の世界観に一致している。

Past Rank In

Q

iTunes Store • Hip-Hop/Rap TOP ALBUMS • Japan • TOP 12 • 14 May 2025

Past Playlist In

Aiyueni (Shirankedo)

Spotify • New Music Everyday - tuneTracks (curated by TuneCore Japan) • 14 May 2025

Artist Profile

  • Bell

    大阪府出身のヒップホップ・アーティスト、Bell(ベル)。地元でキャリアをスタートし、現在は東京をメインに活動中。変わりゆくライフステージと共に自身の感情に寄り添い、「その日の気分で音に乗る」というスタンスでキャリアを重ねている。映像クリエイターのRyo Takahashiとの出会いをきっかけに、DJやデザイナー、カメラマンなどが所属するBishop Arcade(ビショップ・アーケード)を2013年に結成。楽曲だけでなくビデオやデザインなど、幅広い制作を手掛ける集団を率いている。2015年にリリースし、長く支持される人気曲『途』を収録したミックステープ『for the goodman mix.』は、さまざまなスタイルの20曲を収録し話題を呼んだ。また、同曲のファンだと公言する唾奇とは、ファーストアルバム『GARDEN』にて初共演。コラボ曲の『don't care feat. 唾奇』は人気を博し、再生回数を伸ばし続けている。

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    Bellの他のリリース

Bishop Arcade