

流行病でビッチを踊らす
ピッチも知らん奴 増やす音数
無駄に増やしてるだけの場数じゃ
取れないマウント アウト
いるもいないも微々たる差
直の先輩とかいう異常なだるさ
タチの悪さに 撒いとけバルサン
地元の君にもいつかわかるさ
売れるためには
まず手当たり次第
コピペするバース
「ねー、あのバースってフリー素材なの?」
「サンプリングだよ」
「いただきまーす」
期待してた どこの誰?
そんな言葉遊び ねづだって整わねえ
いい歳こいて言う No money
酒もゴチじゃなきゃ 全然飲まねえの
よくある人形ショー
にわか集めて バカの真骨頂
あれ? なのになんかしんどそう
まさか無理に演じてる?
ヒーローを
やめられない 薬好きにナルシスト
キャラ作り過ぎで生配信
言っとけば安心のブリブリも
正直感じちゃう あー無理くり
下げたボーダーに 増えた分母
また情報操作
誰がこうした? 業界の相場
巷の評価 「YouTubeの女」
足を引っ張る古いお友だち
シーンを引っ張るには 子供騙し
忘れちゃったらしい 志
みんなで仲良しこよし
知名度だけを測れる
ミーハーな物差しって
お前らのその耳腐ってんじゃねえ?
あーホンマ (知らんけど)
救いようないでこんなん (知らんけど)
まあどうでもええ話か (知らんけど)
愛するがゆえにって (知らんけど)
- Lyricist
Bell
- Composer
Bigo
- Producer
Bigo
- Recording Engineer
Bigo
- Mixing Engineer
Bigo
- Mastering Engineer
Bigo
- Graphic Design
NEMO
- Rap
Bell
- Programming
Bigo

Listen to Aiyueni (Shirankedo) by Bell
Streaming / Download
- 1
Intro
Bell
- 2
Anti-Control (Q ver.)
Bell
- 3
Excuse me (feat. DJ SHIMPEI)
Bell
- ⚫︎
Aiyueni (Shirankedo)
Bell
E - 5
One Time (Q ver.)
Bell
- 6
not found_01
Bell
E - 7
Better Better
Bell
- 8
My Tongue (feat. Shihou)
Bell
- 9
not found_02
Bell
- 10
Kachofugetsu
Bell
- 11
not found_03
Bell
- 12
I believe (feat. MR)
Bell
- 13
Oikakekko (feat. Ryusei Sakuma)
Bell
- 14
dis [Question]
Bell
- 15
Free Man
Bell
3年ぶり2枚目のアルバムとなる『Q』を、2025年5月13日にリリース。今作でBellは、全曲をプロデュースしたBigoとともに、日本におけるヒップホップのあり方に疑問を投げかける。
サブスクリプション型の音楽配信サービスが普及してから約10年、リスナーの音楽に対する向き合い方が大きく変化してきた。聴きたい曲を好きな順番で、気軽に楽しむ——プレイリストという存在により、音楽はそんな風に消費されるようになった。
さまざまなジャンルのなかでも特にヒップホップは、テクノロジーの進化や社会の変化にいち早く反応し、影響を受ける。その結果、リスナーの求める「気軽さ」に迎合し、芸術性を軽視した楽曲が溢れる状況になってしまった。
今作では、単曲だけでなく「アルバム」としての完成度を追求し、BellそしてプロデューサーBigoが、46分間の物語を作りあげた。アルバムのなかでBellは、思考や言動が表面的なラッパーに対して警鐘を鳴らしつつ、「善と悪」「愛と憎しみ」といった、光と影のように真逆だが共存する人間の複雑な感情を吐露する。また、プロデューサーBigoのサウンドプロダクションは、時代性にとらわれないジャンルレスで実験的なアプローチながらも、どこか普遍的な安定感を感じられる仕上がりに。全15曲が有機的につながりあうよう緻密に構成され、先行シングルの『アンチ・コントロール』と『One Time』も、アルバム仕様にアップデートされている。
ジャケットのデザインでは、水銀がモチーフに選ばれた。金属のなかで唯一、常温時に液体であり、かつては治療薬としても使用されていた、その美しくも不気味にも見える独特な性質や、人類を翻弄してきた「毒か、薬か」という危うい二面性が、今作の世界観に一致している。
Artist Profile
Bell
大阪府出身のヒップホップ・アーティスト、Bell(ベル)。地元でキャリアをスタートし、現在は東京をメインに活動中。変わりゆくライフステージと共に自身の感情に寄り添い、「その日の気分で音に乗る」というスタンスでキャリアを重ねている。映像クリエイターのRyo Takahashiとの出会いをきっかけに、DJやデザイナー、カメラマンなどが所属するBishop Arcade(ビショップ・アーケード)を2013年に結成。楽曲だけでなくビデオやデザインなど、幅広い制作を手掛ける集団を率いている。2015年にリリースし、長く支持される人気曲『途』を収録したミックステープ『for the goodman mix.』は、さまざまなスタイルの20曲を収録し話題を呼んだ。また、同曲のファンだと公言する唾奇とは、ファーストアルバム『GARDEN』にて初共演。コラボ曲の『don't care feat. 唾奇』は人気を博し、再生回数を伸ばし続けている。
Bellの他のリリース
Bishop Arcade