

とある日の午後
心無しも 思わぬクエスチョン
明日は明日で 声無きSOS
見えないフリしてネクスト
OS 1から2へ
身近に見えた景色すらも遠くへ
遠くへ行こう
夢を遠ざけたけど引き戻した
ビートはBigo
滑りだした何もかもが
取り上げた俺から いい加減さ
数あるきっかけ 指先に引っ掛け
ありふれた日常 ありったけ
これだって 違う未来
理想と現実の押し合いへし合い
大事なのはどうしたいか
俺にとっては等身大か
追いかけてみたり
立ち止まって振り返ったり
オレンジ色に染まる景色
One Timeを重ねて
今見てる全部を味わいたい
これまでもこれからも
全部間違いないぜ
あの日あの時を抱いて
気の向くままに咲いてる
いまいちな日も 絶やすなよ火を
心に誓って 俺は俺のヒーロー
白い目も気にならなくなって
途に書いたメモがよぎるOne day
時折 悩んで踏み外す
山谷あれどOne way 弱さも隠す
そう絶えず 今を繰り返してきた身
重いフットワーク 限りが見えても
頭にふっと湧くMy loveが
普段の日々まで彩ってる
なりたい自分を気取ってるなんて
俺も同じ 弱いから 人って
切り取って飾るほどじゃないが
日々はそれなりに味のある絵画
この歩幅は確かで
されど間違えながら行く道
どう歩こうかな今日
追いかけてみたり
立ち止まって振り返ったり
オレンジ色に染まる景色
One Timeを重ねて
今見てる全部を味わいたい
これまでもこれからも
全部間違いないぜ
あの日あの時を抱いて
気の向くままに咲いてる
One time for your mind
人生一度きり
酸いも甘いも 全部おおきに
Daliほどじゃないが俺もカス
どうせやらかす
着のみ着のまま探し 咲かすフラワー
1ミリ伸ばすリーチで
ピンチもチャンスに
だって どう待てど
暮らせどじゃ日が暮れるなんて
もったいないから足掻いて 笑いてえ
- Lyricist
Bell
- Composer
Bigo
- Producer
Bigo
- Recording Engineer
Bigo
- Mixing Engineer
Bigo
- Mastering Engineer
Bigo
- Graphic Design
NEMO
- Rap
Bell
- Programming
Bigo

Listen to One Time (Q ver.) by Bell
Streaming / Download
- 1
Intro
Bell
- 2
Anti-Control (Q ver.)
Bell
- 3
Excuse me (feat. DJ SHIMPEI)
Bell
- 4
Aiyueni (Shirankedo)
Bell
- ⚫︎
One Time (Q ver.)
Bell
- 6
not found_01
Bell
E - 7
Better Better
Bell
- 8
My Tongue (feat. Shihou)
Bell
- 9
not found_02
Bell
- 10
Kachofugetsu
Bell
- 11
not found_03
Bell
- 12
I believe (feat. MR)
Bell
- 13
Oikakekko (feat. Ryusei Sakuma)
Bell
- 14
dis [Question]
Bell
- 15
Free Man
Bell
3年ぶり2枚目のアルバムとなる『Q』を、2025年5月13日にリリース。今作でBellは、全曲をプロデュースしたBigoとともに、日本におけるヒップホップのあり方に疑問を投げかける。
サブスクリプション型の音楽配信サービスが普及してから約10年、リスナーの音楽に対する向き合い方が大きく変化してきた。聴きたい曲を好きな順番で、気軽に楽しむ——プレイリストという存在により、音楽はそんな風に消費されるようになった。
さまざまなジャンルのなかでも特にヒップホップは、テクノロジーの進化や社会の変化にいち早く反応し、影響を受ける。その結果、リスナーの求める「気軽さ」に迎合し、芸術性を軽視した楽曲が溢れる状況になってしまった。
今作では、単曲だけでなく「アルバム」としての完成度を追求し、BellそしてプロデューサーBigoが、46分間の物語を作りあげた。アルバムのなかでBellは、思考や言動が表面的なラッパーに対して警鐘を鳴らしつつ、「善と悪」「愛と憎しみ」といった、光と影のように真逆だが共存する人間の複雑な感情を吐露する。また、プロデューサーBigoのサウンドプロダクションは、時代性にとらわれないジャンルレスで実験的なアプローチながらも、どこか普遍的な安定感を感じられる仕上がりに。全15曲が有機的につながりあうよう緻密に構成され、先行シングルの『アンチ・コントロール』と『One Time』も、アルバム仕様にアップデートされている。
ジャケットのデザインでは、水銀がモチーフに選ばれた。金属のなかで唯一、常温時に液体であり、かつては治療薬としても使用されていた、その美しくも不気味にも見える独特な性質や、人類を翻弄してきた「毒か、薬か」という危うい二面性が、今作の世界観に一致している。
Artist Profile
Bell
大阪府出身のヒップホップ・アーティスト、Bell(ベル)。地元でキャリアをスタートし、現在は東京をメインに活動中。変わりゆくライフステージと共に自身の感情に寄り添い、「その日の気分で音に乗る」というスタンスでキャリアを重ねている。映像クリエイターのRyo Takahashiとの出会いをきっかけに、DJやデザイナー、カメラマンなどが所属するBishop Arcade(ビショップ・アーケード)を2013年に結成。楽曲だけでなくビデオやデザインなど、幅広い制作を手掛ける集団を率いている。2015年にリリースし、長く支持される人気曲『途』を収録したミックステープ『for the goodman mix.』は、さまざまなスタイルの20曲を収録し話題を呼んだ。また、同曲のファンだと公言する唾奇とは、ファーストアルバム『GARDEN』にて初共演。コラボ曲の『don't care feat. 唾奇』は人気を博し、再生回数を伸ばし続けている。
Bellの他のリリース
Bishop Arcade