

ずっとずっと一番 俺は俺を知る
朝のメトロ 夜のベッドも
俺は俺にフィール
とんでもない思想
老い変わる嗜好
指を差されたって
これは正しい思考回路
自分を知らないことは
てめえ自身と水と油 iPhone振りかざして
ハリーよりも
まずはハリーアップ
隠してる本心と相思相愛
冷めたコーヒーと逃避行じゃ
なんせ どうしようもない
心底を覗き込めば込むほどに
知らない音で鳴り響いたイントロ
きっともう叶わないが
もし初心にかえる日には
気になってたことを話そうか
スローダウンよりロー
もっと深く
底が見えてからがワクワク
グッドラック その旅想う
その度にI believe
いつだって
追いかけるほど
なぜか加速する孤独
でも深く響く音を
もっと
問いかける本当
ぼくにだけ見える
記号みたいな小さな光を
そっと
背伸びした分だけOn my mind
正しいもんじゃない
晒しもんじゃないが
歌にできるボーダーライン
だっていつまでも独りよがりなら
絶対気付かねえよ 自分だけのカラーは
意外なほど 鮮やかに燃える炎
ボロのPOLOでも心は錦
擦れたコンバースに教わる
意識の持ちよう
「どうしよう」が「こうしよう」に
変わるように
本心 本心 本心だけで
生きた方がおもしろい
理想じみてたって 鏡前に立って
何度だって叱ったっていいし
勝手だっていい
夢に見てたような日曜日
貧乏暇なしで やることが多い
普段の暮らしのなかからも
なんか覚めた目
俺は俺らしいってだけの話
いつだって
追いかけるほど
なぜか加速する孤独
でも深く響く音を
もっと
問いかける本当
ぼくにだけ見える
記号みたいな小さな光を
そっと
時に道に迷って
でもそのたび見出して
またぼくの足で踏み開いて
この思いを胸に抱いて
深い溝を飛び越えて
その過程で
今日に泣いても 明日を描いて
超えていく昨日を
いつもより早い鼓動
今は見えない先を進むよ
もっと
見えていく理想
この胸かけるのは そう
途切れない 日々の音色
- Lyricist
Bell, MR
- Composer
Bigo
- Producer
Bigo
- Recording Engineer
Bigo
- Mixing Engineer
Bigo
- Mastering Engineer
Bigo
- Graphic Design
NEMO
- Vocals
MR
- Rap
Bell
- Programming
Bigo

Listen to I believe (feat. MR) by Bell
Streaming / Download
- 1
Intro
Bell
- 2
Anti-Control (Q ver.)
Bell
- 3
Excuse me (feat. DJ SHIMPEI)
Bell
- 4
Aiyueni (Shirankedo)
Bell
- 5
One Time (Q ver.)
Bell
- 6
not found_01
Bell
E - 7
Better Better
Bell
- 8
My Tongue (feat. Shihou)
Bell
- 9
not found_02
Bell
- 10
Kachofugetsu
Bell
- 11
not found_03
Bell
- ⚫︎
I believe (feat. MR)
Bell
- 13
Oikakekko (feat. Ryusei Sakuma)
Bell
- 14
dis [Question]
Bell
- 15
Free Man
Bell
3年ぶり2枚目のアルバムとなる『Q』を、2025年5月13日にリリース。今作でBellは、全曲をプロデュースしたBigoとともに、日本におけるヒップホップのあり方に疑問を投げかける。
サブスクリプション型の音楽配信サービスが普及してから約10年、リスナーの音楽に対する向き合い方が大きく変化してきた。聴きたい曲を好きな順番で、気軽に楽しむ——プレイリストという存在により、音楽はそんな風に消費されるようになった。
さまざまなジャンルのなかでも特にヒップホップは、テクノロジーの進化や社会の変化にいち早く反応し、影響を受ける。その結果、リスナーの求める「気軽さ」に迎合し、芸術性を軽視した楽曲が溢れる状況になってしまった。
今作では、単曲だけでなく「アルバム」としての完成度を追求し、BellそしてプロデューサーBigoが、46分間の物語を作りあげた。アルバムのなかでBellは、思考や言動が表面的なラッパーに対して警鐘を鳴らしつつ、「善と悪」「愛と憎しみ」といった、光と影のように真逆だが共存する人間の複雑な感情を吐露する。また、プロデューサーBigoのサウンドプロダクションは、時代性にとらわれないジャンルレスで実験的なアプローチながらも、どこか普遍的な安定感を感じられる仕上がりに。全15曲が有機的につながりあうよう緻密に構成され、先行シングルの『アンチ・コントロール』と『One Time』も、アルバム仕様にアップデートされている。
ジャケットのデザインでは、水銀がモチーフに選ばれた。金属のなかで唯一、常温時に液体であり、かつては治療薬としても使用されていた、その美しくも不気味にも見える独特な性質や、人類を翻弄してきた「毒か、薬か」という危うい二面性が、今作の世界観に一致している。
Artist Profile
Bell
大阪府出身のヒップホップ・アーティスト、Bell(ベル)。地元でキャリアをスタートし、現在は東京をメインに活動中。変わりゆくライフステージと共に自身の感情に寄り添い、「その日の気分で音に乗る」というスタンスでキャリアを重ねている。映像クリエイターのRyo Takahashiとの出会いをきっかけに、DJやデザイナー、カメラマンなどが所属するBishop Arcade(ビショップ・アーケード)を2013年に結成。楽曲だけでなくビデオやデザインなど、幅広い制作を手掛ける集団を率いている。2015年にリリースし、長く支持される人気曲『途』を収録したミックステープ『for the goodman mix.』は、さまざまなスタイルの20曲を収録し話題を呼んだ。また、同曲のファンだと公言する唾奇とは、ファーストアルバム『GARDEN』にて初共演。コラボ曲の『don't care feat. 唾奇』は人気を博し、再生回数を伸ばし続けている。
Bellの他のリリース
MR
Bishop Arcade