

定時過ぎてからがメインステージ
孤独な俺は地底人
わかったふりしてわかってない
体痛いけど まだなまってない
寝る間も惜しんで走る 夢の続きに
「もういいかい?」「もういいよ 」
嘘と本音 サンドイッチ
小さくても灯し続ける
マイキッチン
現実味おびたのは20代
気付いたら あっという間に40前
正そうとして取り繕うけど
また夜になると飛び立つフクロウ
ほら 苦労も苦悩もこの際
タイムラインごとスクロールして
人の評価に右左なんてどうかしてる
「後悔してる?」
倍抱きしめる
苦しみ 悩み もがく このストーリー
やるが 無我夢中 叶える理想・現実に
誰かのためじゃなく自分のためで
選び進む道 駆けて 賭けるライフ
夢のなかで夢つないで
夢のなかで夢を重ねて
好きで重ねた年月 全部が愛おしい
煙草も夢も 金食う嗜好品
欲もないが ほかは片手間で
相も変わらず こんな調子
俺ひとりで走ってなかったって
まあ 親父が言うてたこと そのまんま
今さら ただでよう転ばんなと
俺にしか書けなかった あの1バース
願わくば 友と共に
色付く生活は 日ごとに
形を変える 夢を叶える 道も
忘れない あの秘密基地を
「これしかない」より「これがしたい」と
幾多の失態も今の支え
ただ誰かのためじゃなく自分のため
選び進む道が答え
喜び 笑い 描く このストーリー
やるが 無我夢中 叶える理想・現実に
誰かのためじゃなく自分のためで
選び進む道 駆けて 賭けるライフ
もう無理 ダメって 振り返って
まだいけるかも 塗り替えてく
前にしかない この目が
見ることを辞めた あの日のネガ
背が伸びるにつれ 型にはまるなら
もっと膨らます バルーン 飛んでけ
おいかけっこ 夢を知ってから
今でもずっとやっぱおもしれえって
楽しかった あの日々も
これから先の未来も
抱きしめ すべて意味に変えて
やるが 無我夢中
旅路の途中 いつだって
選ぶ道の上 駆けては 賭けてるライフ
夢のなかで夢つないで
夢のなかで夢を重ねて
夢のなかで夢つないで
夢のなかで夢を重ねて
- Lyricist
Bell, Ryusei Sakuma
- Composer
Bigo
- Producer
Bigo
- Recording Engineer
Bigo
- Mixing Engineer
Bigo
- Mastering Engineer
Bigo
- Graphic Design
NEMO
- Guitar
Ryusei Sakuma
- Vocals
Ryusei Sakuma
- Rap
Bell
- Programming
Bigo

Listen to Oikakekko (feat. Ryusei Sakuma) by Bell
Streaming / Download
- 1
Intro
Bell
- 2
Anti-Control (Q ver.)
Bell
- 3
Excuse me (feat. DJ SHIMPEI)
Bell
- 4
Aiyueni (Shirankedo)
Bell
- 5
One Time (Q ver.)
Bell
- 6
not found_01
Bell
E - 7
Better Better
Bell
- 8
My Tongue (feat. Shihou)
Bell
- 9
not found_02
Bell
- 10
Kachofugetsu
Bell
- 11
not found_03
Bell
- 12
I believe (feat. MR)
Bell
- ⚫︎
Oikakekko (feat. Ryusei Sakuma)
Bell
- 14
dis [Question]
Bell
- 15
Free Man
Bell
3年ぶり2枚目のアルバムとなる『Q』を、2025年5月13日にリリース。今作でBellは、全曲をプロデュースしたBigoとともに、日本におけるヒップホップのあり方に疑問を投げかける。
サブスクリプション型の音楽配信サービスが普及してから約10年、リスナーの音楽に対する向き合い方が大きく変化してきた。聴きたい曲を好きな順番で、気軽に楽しむ——プレイリストという存在により、音楽はそんな風に消費されるようになった。
さまざまなジャンルのなかでも特にヒップホップは、テクノロジーの進化や社会の変化にいち早く反応し、影響を受ける。その結果、リスナーの求める「気軽さ」に迎合し、芸術性を軽視した楽曲が溢れる状況になってしまった。
今作では、単曲だけでなく「アルバム」としての完成度を追求し、BellそしてプロデューサーBigoが、46分間の物語を作りあげた。アルバムのなかでBellは、思考や言動が表面的なラッパーに対して警鐘を鳴らしつつ、「善と悪」「愛と憎しみ」といった、光と影のように真逆だが共存する人間の複雑な感情を吐露する。また、プロデューサーBigoのサウンドプロダクションは、時代性にとらわれないジャンルレスで実験的なアプローチながらも、どこか普遍的な安定感を感じられる仕上がりに。全15曲が有機的につながりあうよう緻密に構成され、先行シングルの『アンチ・コントロール』と『One Time』も、アルバム仕様にアップデートされている。
ジャケットのデザインでは、水銀がモチーフに選ばれた。金属のなかで唯一、常温時に液体であり、かつては治療薬としても使用されていた、その美しくも不気味にも見える独特な性質や、人類を翻弄してきた「毒か、薬か」という危うい二面性が、今作の世界観に一致している。
Artist Profile
Bell
大阪府出身のヒップホップ・アーティスト、Bell(ベル)。地元でキャリアをスタートし、現在は東京をメインに活動中。変わりゆくライフステージと共に自身の感情に寄り添い、「その日の気分で音に乗る」というスタンスでキャリアを重ねている。映像クリエイターのRyo Takahashiとの出会いをきっかけに、DJやデザイナー、カメラマンなどが所属するBishop Arcade(ビショップ・アーケード)を2013年に結成。楽曲だけでなくビデオやデザインなど、幅広い制作を手掛ける集団を率いている。2015年にリリースし、長く支持される人気曲『途』を収録したミックステープ『for the goodman mix.』は、さまざまなスタイルの20曲を収録し話題を呼んだ。また、同曲のファンだと公言する唾奇とは、ファーストアルバム『GARDEN』にて初共演。コラボ曲の『don't care feat. 唾奇』は人気を博し、再生回数を伸ばし続けている。
Bellの他のリリース
Ryusei Sakuma
Bishop Arcade