死にたいわけではのジャケット写真

歌詞

死にたいわけでは

詩奏, 1rec.record

別おれ死にたい訳じゃないけど

漠然とした暗闇が

きらきらしてる人達が怖いのが

分からんやろお前らは

いつか報われる時が来るって

優しいその言葉が

今も俺らの胸に刺さって

抜けないんだ

抜けないんだ

稼ぐ為に生きてないが

金が無いと死ぬ

それは今の話だけじゃなくて

常に付きまとう

電車賃もない友達が

笑いながら生きてて

仕事帰り死んだ顔の

俺は指を咥えて

Hiphopも救ってくれないんだ

"見せびらかし"には興味が無い

ただ当たり前に生きたいが

それが難しいみたいだ今日び

本当は本気になりたいけれども

未来が頭によぎる夜通し

博打で勝っただけの奴らに言わせれば

頑張りが足りない今日

手元にあるのは

微々たる手取りとメロディ

僅かな成功の体験とは

再現性の薄いメモリー

外れたセオリー AとB

目を見る事すら苦手な世界

友人もいる 夢も見る

足りない訳では無いのが

迷子になるな

別おれ死にたい訳じゃないけど

漠然とした暗闇が

きらきらしてる人達が怖いのが

分からんやろお前らは

いつか報われる時が来るって

優しいその言葉が

今も俺らの胸に刺さって

抜けないんだ

抜けないんだ

目に見にえないもんにも

価値があることなら知ってる

けど手にした満足では

腹の足しにならないって言う

平気なフリをして

みんな朝の街に酔ってる

すげぇ気に食わなくて

すげぇ気に食わないぜ

マジ俺死にたい訳じゃないんよ

対して病んでる訳でもない

もっと辛い人達がいるとかは

知ったこっちゃ俺はないけど

小さな小さな針が沢山

生活に溢れていて

俺らの胸にはいつも刺さって

抜けないんだ

抜けない

それでも頑張れなんて言うんよ

お前らは沢山嘘を言うよ

なんとかなるなんて事は無い

散々もがいて地べたを生きて

知ったこっちゃもう無いけど

小さな小さな夢が沢山

目の前には溢れていて

現在の自分の姿が怖いよ

醜いんだ

醜いや

なにかが怖くて仕方がないよ

それがなにかすら分りゃしないけど

今生きてるだけで褒められたいよ

それが出来るなら苦労はないけど

  • 作詞

    詩奏

  • 作曲

    1rec.record

  • プロデューサー

    1rec.record

  • ボーカル

    詩奏

  • ラップ

    詩奏

  • 合唱/コーラス

    倉沢よしえ

死にたいわけではのジャケット写真

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死にたいわけでは

詩奏, 1rec.record

  • ⚫︎

    死にたいわけでは

    詩奏, 1rec.record

X(旧Twitter)で1rec.recordの楽曲「重二」を聴いた時からその才能に惚れ込み、その後複数曲の短い音源を一緒に制作し、自身の音楽スタイルと1rec.recordの作るBeatの相性が抜群に良いなと感じていた。
今作「死にたいわけでは」は、1rec.recordと出会う以前からサビの歌詞とメロディが先行して頭の中に構想としてあったが、自分で編曲するには難しい部分があり半分お蔵入りになっていた曲で、これを何とかして形に出来ないかと依頼したところ、快諾してもらい制作に至った。
2023年に実施した『月イチ音源リリース』では、自身の内面深くにある深層心理レベルの感情とちゃんと向き合う事をテーマに制作して来たが、ある意味では集大成の音源となっている。
「歌詞・メッセージを邪魔しないビート」というイメージを念頭に置き制作された1rec.recordのビートの上で、《別おれ死にたい訳じゃないけど》この一言に集約される社会的な強者にも弱者にもカテゴライズされない人間、強く無いからフレックス(見せびらかし)も出来なければ、さほど弱い訳でもないからhiphopからすら同情されない様な人間、そんなどこにも属せない人間側として抱えているジレンマを詩奏が歌った楽曲となっている。

過去プレイリストイン

死にたいわけでは

Spotify • New Music Everyday - tuneTracks (curated by TuneCore Japan) • 2024年6月13日

アーティスト情報

  • 詩奏

    1990年生まれ、熊本県出身の千葉在住。 hiphopとの出会いは中学時代。田舎だった事もあり仲間が居ない環境化で活動を始めた結果、ビート、レコーディング、ミックス等全てを自らでこなすDIYアーティストと化した。 ビートメイカーとしては、boombapを主体とし,Jazzの要素を取り入れたCillサウンドを得意とし、ラッパーとしては、スキルフルなラップになめらかなフロウが特徴的な万能プレイヤー。 ソロやCREW、TORAUMA(ラッパー)への楽曲提供と、都内・ネット内にて活発に活動していたが、その後一時活動休止。2023年、4年の歳月を経てTORAUMAにより表舞台に引き戻され、その後毎月リリースを掲げ、ソロとしても精力的に活動。 2023年、過去にビートを手がけたTORAUMAの「椿」がTikTokを中心にバズり、話題を呼んだ。

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    詩奏の他のリリース
  • 1rec.record

    ‟1分間の曲のみを創作するアーティスト”として、2020年5月にInstagram・Twitter上で活動をスタート。 楽曲の全てを「1:00」で表現する独創的なスタイルは、何度も繰り返し再生したくなる中毒性も併せ持つ。 MV等の映像制作や、他ジャンルアーティストとのコラボなど、活動は多岐にわたる。

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