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ジメジメしたインディーの憂鬱(indie sadness)や、過剰にデジタル加工されたハイパーポップ(hyperpop)、そしてお決まりのEDMドロップや歪んだスタジアムロックを徹底的に焼き尽くし、まばゆい多幸感と圧倒的な主役感だけでフロアを満たす究極の「トライアンファント・ファンクポップ」です。90年代後半から00年代初頭のボーイバンド(Boy Band)黄金期や、初期アシッドジャズの洗練されたファンクネスへのリスペクトが炸裂した世界観。BPM116のタイトな生ドラム(tight acoustic drums)と、弾むようなベースライン、そして歯切れの良いカッティングギターが、圧倒的にラジオフレンドリーでワイドな極上音響空間(wide bright radio ready mix)を構築しています。
歌詞の核となるのは、お祭り騒ぎの復活劇。「回り道をしたけれど今夜戻ってきた。過去のすべての部屋は、このドアを開けるための練習だったんだ」。そんな無敵の自信とエネルギー。サビ(コーラス)の突入と同時にステレオ幅140%のパノラマへと全開放される、幾重にも重なったゴージャスなボーカルハーモニー(stacked vocal harmonies)と掛け合いが、最高風速のパーティーアンセムへと昇華させます。「復活した最高の一夜、だけど誰かにジャケットを盗まれた!」という、完璧な空気のなかで正確に1度だけズレる愛嬌のあるバグ。中盤のブリッジでは、ベースと手拍子だけになる過激な引き算を敢行し、「待て、結局誰のジャケットだったんだ?」という1拍の不条理な静寂を経て、オルガンのスウェルとともに最終サビへノーモーションで再爆発。最後は心地よい自動フェードアウトを完全に拒絶し、最後の呟きが途切れたまさにその瞬間にリミッターがゲートをプツンと遮断。残響を1ミリも残さずスパッと完全な真空の静寂(instant cutoff)へと着地する、引き算の美学の極致です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。