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「世界が壊れても、内側の火は消えない。」
『KERNEL//BURN』は、近未来の崩壊都市を舞台に描かれる、サイバーパンク × インダストリアルポップのダークアンセム。システムに消されかけた者が、自らの“中核(kernel)”に残った火を燃やし尽くすという、破壊と再生の物語をエモーショナルかつ攻撃的なサウンドで表現している。
タイトルにある「KERNEL」は、コンピューターにおけるOSの中核部分を指す用語でありながら、ここでは「人間の中にある決して消えない核=魂・意志」としての比喩にもなっている。周囲が崩壊し、名前を消され、記録からも抹消されようとする中で、ただひとつ自分の内側で燃え続けるもの——それを“点火”ではなく“再点火(BURN)”として描くことが、本作の根幹にあるメッセージである。
サウンド面では、グリッチの効いたノイズと破壊的なインダストリアルビートを基調にしながら、浮遊感のあるシンセとボーカルが感情的に絡み合い、冷たい近未来世界の中にも確かな“生命”を感じさせる仕上がりとなっている。あえてEDM的な構造を避け、リズムの揺らぎやブレイク部分に不安定さを持たせることで、「壊れながらも生きる」「再構築される魂」のテーマが音としても反映されている。
歌詞は全編英語で構成されており、都市の崩壊・記憶の消失・名前の抹消といったポストアポカリプス的なビジュアルモチーフと、サビに込められた「KERNEL BURN — I ignite from within(内側から燃え上がる)」というフレーズを中心に、極めて強い自己主張と再生のメタファーを織り込んでいる。誰かに再起動されるのではなく、自らの意志で“燃える”という選択は、現代に生きる私たちすべてに通じるレジスタンスの象徴でもある。
カバーアートは、戦火に包まれた機械都市の中に立つ一人の女性を描いたもので、無言の決意と炎の中の静けさをテーマに構成されている。黒いTシャツに煤をまとい、オレンジに光る眼差しを持つその姿は、作品全体のビジュアル的な象徴であり、“外側が崩れても内側に核が残る”という本作のコンセプトを一枚で体現している。
■ 本作は、以下のようなテーマやジャンルに共鳴するリスナーに特におすすめです。
サイバーパンク/ディストピア/ポストアポカリプス世界観の作品が好きな方
Glitch、Industrial、Electronic Rock系の鋭く感情的なサウンドを求めている方
自分の中の“核”を信じたいすべてのリスナー
■ 収録ジャンル:エレクトロニック/インダストリアル/ダークポップ/サイバーパンク
■ 配信予定ストア(主要):
Spotify / Apple Music / Amazon Music / YouTube Music / LINE MUSIC / AWA / TikTok / Instagram ほか
■ タイアップ・利用展望:
現時点で商業タイアップは未定ですが、世界観の明確さとサウンドのエッジから、ゲーム・映像・アニメ・舞台作品との親和性が非常に高く、特にサイバーパンク/SF/ハッキング/AIテーマを扱うコンテンツとのコラボレーションを想定。ショート映像作品やアートVR展示での使用を視野に入れた展開を準備中。
世界がクラッシュしても、自分は再起動しない。
KERNEL//BURN は、名もなき魂が内側から世界を燃やすための点火装置(イグニッション)であり、
誰にも触れられなかった「最後の自分」を、確かに証明するための音楽である。
――This is not a reboot. This is ignition.