最後の花火は君だった (feat. ハイリ)のジャケット写真

歌詞

最後の花火は君だった (feat. ハイリ)

円谷航平

雨上がりのアーケードに

吹き流しが揺れていた

君は少し足を止めて

「きれいだね」と笑ってた

人の波にまぎれながら

並んで歩いた夜

触れたのは手じゃなくて

ほどけかけた夏だった

「また来ようね」その声だけ

なぜか今も残ってる

あの頃の僕らより

風のほうが先を知ってた

最後の花火が恋の終わりを照らした

まぶしすぎて目をそらした

願いごとひとつ言えないままで

もう届かないと知りながら

それでも君を見てた

帰り道のコンビニの前

白い灯りの下で

君はチョコミントを手にして

少しだけ黙っていた

「これ、好きだったよね」って

あのとき君が言ったこと

うなずけずに笑った僕を

たぶん君は見ていた

ポケットの中くしゃくしゃのまま

それだけが重くなっていた

たった一言それだけを

夜風ばかりが知っていた

最後の花火が僕の嘘を暴いた

「大丈夫」って言えなかった

君の視線に映らなくても

あの夜君がすべてだった

吹き流しは夜に揺れて

短い夏をほどいていた

笹の匂いにじむ灯り

晴れきらない空のままで

最後の花火が君を照らした夜を

今でもどこかで覚えてる

暦は秋へ向かうのに

まだ君だけが夏だった

最後の花火は空じゃなくて

ずっと君だった

  • 作詞者

    円谷航平

  • 作曲者

    しろくま

  • プロデューサー

    円谷航平

  • ミキシングエンジニア

    しろくま

  • マスタリングエンジニア

    しろくま

  • ボーカル

    ハイリ

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    最後の花火は君だった (feat. ハイリ)

    円谷航平

雨上がりのアーケード、夜風に揺れる吹き流し、言えなかった想い。

『最後の花火は君だった』は、仙台七夕と東北の短い夏を背景に、夏の終わりに残る恋の記憶を描いたJ-Popバラードです。

歌詞が持つ自然な言葉のリズムを大切にしながら、言葉ひとつひとつに情景が宿り、場面ごとに揺れ動く感情を丁寧に描いています。

ハイリの明るく優しい歌声が、切なさだけではない、あの日の温かな余韻を届けます。

アーティスト情報

  • 円谷航平

    宮城県仙台市を拠点に活動するシンガーソングライター。気象予報士。 25歳で初めてボイストレーニングに通い、社会人として働きながら音楽活動を継続。2021年からTikTokで歌ってみた動画の投稿を始め、2023年2月に1st Album「imua」、2nd Album「pono」を配信リリースした。 高音域まで届く柔らかな声質と、日常の中に残る小さな感情をすくい上げる歌詞が持ち味。東北の風景、季節の変わり目、仕事帰りの夜、食卓に残る記憶など、見過ごされがちな瞬間を物語として描く。 代表曲「君がいてよかった」は、Apple MusicのJ-Pop Top Music Videoランキングで複数の国・地域にチャートイン。 近年は、仙台七夕と東北の短い夏を背景にした「最後の花火は君だった」や、日々の食卓をテーマにした「あなたのグルメ」など、切なさだけではなく、生活の中に残る温度や、今日をちゃんと終わらせる感覚をテーマにした楽曲を制作している。

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