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148BPMのDマイナーで展開される、インダストリアルな質感とグリッチ・ポップが融合したエッジの効いたエレクトロニック・トラックです。
極限までドライで至近距離に配置されたボーカルと、モノラルで潰されたローファイなドラムが、息が詰まるほどの緊張感と閉塞感を生み出します。そこからサビ(コーラス)に突入した瞬間にステレオ空間が一気に140度まで広がり、重低音のサブベースが響き渡る劇的なダイナミクスの変化が最大の聴きどころです。随所に散りばめられたボーカルのビットクラッシュや、アナログテープの温かみを感じさせるサチュレーションが、冷たい電子音の中に人間らしいバグを演出しています。
テーマは「現在という瞬間に対するタイムラグ(遅延)」です。スマホの画面を見ている間に過ぎ去る時間や、録画された雨の映像に冷たさを感じられない虚無感を通して、「今この瞬間」に常に3秒遅れて生きているような現代人の奇妙な感覚と焦燥感を描き出しています。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。