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福島で生まれ育った私は雪が好きです。今でも雪の予報が出るとなんだか胸躍ってしまう。

雪がしんしんと降り積もって世界が真っ白に変わると音も消えて、此の世に存在するのは自分だけ、自分だけの世界になる感覚が好きです。

此の曲は、別れを決意した人の曲です。が未練たらたらの曲です。

あの人とは
綺麗な輪郭、少し掠れた声、長過ぎる睫毛、細い爪の形
を持った人ですが、私が羨ましいな・・と思う特徴を持った架空の人です。
一方、
如月、暁、交差点は実は曖昧で抽象的なものなんです。
具体的なあの人の部分は皆様が想っている人の特徴を嵌めて聴いて下さいますれば幸甚に存じます。

今回のキーポイントは
「過去に戻ってく♪」
後のピアノメロディです。
あのピアノを聴いていると
過去の楽しかった二人の想い出に浸りながら降り頻る雪を眺めてさめざめと泣いている情景が浮かんでしまうのです。なぜなのでしょう。YUKIYOSHIくん。

ありがとう、Nao ちゃん。
粉雪はバンド編成で編曲したのですが、アコースティックの曲にしようと來住尚彦プロデューサーとメンバーで話し、リアレンジしました。間奏部分で過去に戻るというイメージ、場面転換し、時空を変える意味合いと雪と哀愁を表現し乍も暗くなく悲しすぎず哀愁漂う感じにしたかったんです。落ちて来るものや降ってくる雨への編曲表現は音階が下がる、逆に舞い上がるものや飛び立っていく表現は音階が上がるという自分の手法を粉雪の舞い降り、舞い上る風景をランダムな音階にしようと考えました。自分の中では雪、氷の結晶の『美しい。透明。輝く。』と同時に冷たくて儚いなど哀愁の意そして、輝きの意味合いをピアノの高音で表現し、左手で奏でる音は少し儚く哀愁漂うようにしました。此の場面は歌詞が編曲を呼び込んだと僕自身感じています。楽器で景色を表現する時、音数が多い方が実は簡単で、少なくなればなるほど難しい。だからこそ、出来上がった時の喜びは至福となる。

アーティスト情報

  • Scene of Heaven

    Nao(Vocal) Aki(Violin) YUKIYOSHI(Piano,SoundProduce) の日本人3人のユニット。Producerは來住尚彦。 2007年コロムビアミュージックエンターテイメントよりシングル[千歳月。琥珀。]でメジャーデビュー。その後2008年ギターリストが脱退し、NaoとYUKIYOSHIで活動を続け、[棕櫚の手紙]、[十六橋]、[縷々の手紙]、三部作を一月毎にCD発売やLiveDVD発売等の活動をしていたが、2009年活動休止を発表。 Naoはその後ソロボーカリストとしてメジャーデビューし、様々なアーティストとともコラボレーションをしたり、メディアにも多数出演。また新たに三味線、長唄等、邦楽の世界に幅を広げる。また、既に配信されている雪月花の画像の文字はNaoが書いてものであり、水鏡などのジャケ写は自らが撮影してくる等と多種にわたって才能を発揮している。 リーダーYUKIYOSHIは元々作曲編曲家として活動していた事もあり、様々なアーティストに作曲や編曲にサウンドプロデュース、そして映画やCM、ゲームなど劇版音楽を担当したりとクリエイト活動に専念。現在も來住氏率いる和楽器ユニットRin'のサウンドプロデューサーである。 15年という長い年月を経て、ViolinistのAKIを新メンバーに迎え、2024年2月に新生Scene of Heavenとして復活。 Akiは浜崎あゆみや数々のアーティスト、ドラマに映画、ゲームといった劇伴等のストリングスのレコーディングに参加。Sceneとは2008年に共演。元々ソロで活動しており、毎年恒例のワンマンライブでは超満員。ソロ楽曲提供しているYUKIYOSHIと來住氏、そしてNaoからの熱烈なオファーによってSceneの参加を決意。 Producerの來住尚彦(Naohiko.K)は、Scene of Heavenは勿論、和楽器ユニットRin'、Zan等をプロデュース、メジャーデビューさせた。一方赤坂BLITZ、赤坂サカスのプロデューサーでもあり、また東京、京都、大阪でのアートフェアのプロデュースを行う。傍らNFTデジタルアートムービー『SHIP』を監督し、シンガポール、マカオで公開。 Scene of Heavenの総指揮する存在であり、Sceneは4人組だと言っても過言ではない。 今後のScene of Heavenは、毎月毎に一曲づつ配信予定。

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