リリース日: 2025/05/04
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『いつでも夏のヴァイブスをお届けします』をキーワードに持つ「Nangoku Bits(ナンゴク・ビッツ)」は、東南アジア出身のメンバーによる日本拠点のレゲトン・ユニット。 2024年に東京で結成。 インドネシア出身の音楽プロデューサーであり、かつて人気バンドALIの元ベーシストとして活躍したLuthfi(ルッフィ)と、フィリピン出身の妻Ana(アナ)という強力なカップルによって生み出された。 彼らの音楽は、日本の音楽シーンが誇る技術的な緻密さと、東南アジアの熱帯地方が持つ生の熱気や太陽の輝きを融合させたもの。「Nangoku(南国)」という名は彼らのルーツへの愛着を表し、「Bits」は文化、言語、リズムの断片を繋ぎ合わせて独自のサウンドを創り出す姿勢を象徴する。 Luthfiは、要求水準の高い日本の音楽業界を熟知し、ジャズ、ファンク、ロック、ヒップホップを融合させた独自のスタイルで知られ、『呪術廻戦』や『BEASTARS』といった大ヒットアニメへの楽曲提供でも有名な日本のフュージョン・バンド、ALIの元ベーシストである彼は、確固たるリズムの土台とベーシストならではの細部への鋭い感性をもたらす。自身のベース・サウンドとレゲトンのドラム・サンプルを融合させ、インドネシアのルーツを「デンボウ(dembow)」のリズムに乗せて表現し、メロディアスでキャッチーな要素と、ラテン・ストリート・ビートの都会的な荒々しさが交錯する低音が効いたジャンル横断的なサウンドとなっている。 一方、Anaはこのユニットの輝かしいボーカルの要。フィリピンで生まれ育った彼女は、Nangoku Bitsのメロディの芯を担っている。彼女の歌声は、可愛いささやきから、リスナーを熱狂させる力強い掛け声へと、軽やかに行き来する。 Anaは、自身が経験した移民としての物語を、喜びや憧れ、そして人生を祝福する普遍的なアンセムへと昇華させ、さらには多文化的な世界を一つに結びつけ楽園から届いた葉書のような心地よさを感じさせる。 Nangoku Bitsを真に際立たせている特徴として、言語に対する大胆なアプローチがある。 サビでは世界共通語である英語が架け橋となるが、AメロやBメロでは、様々な言語が万華鏡のように入れ替わり立ち替わり登場する。 英語と日本語のみならず、曲によってスペイン語、フィリピン語、インドネシア語、ポルトガル語のニュアンスが混じることもある。これらはレゲトンのルーツが世界中に広がっていることへのオマージュであり、同時に彼らのありのままの姿を映し出したもの。多言語環境で暮らすLuthfiとAnaにとって、音楽は「音のパスポート」のような役割を果たす。 そのリズムは世界中の人を「懐かしい故郷」のような心地よさへと誘い、ノスタルジックでありながら未来的な響きを併せ持つサウンド、まさに「グローバル・トロピカル」な体験。 レゲトンは本来、熱帯の音楽だが、Nangoku Bitsは「夏は心から」という視点で、寒い季節や場所であっても「温もり」を届けるという使命に、より一層情熱を注いでいる。 彼らの楽曲は、音による「南国のパワースポット」として作られている。 そのトラックは「音のヒーター」であり、単にビーチで聴くための音楽ではなく、あなたがどんなに寒い場所にいても、そこをビーチに変えてしまうような音楽なのだ。 Nangoku Bitsは単なる音楽プロジェクトにとどまらず一つの文化的なムーブメントとして、分断されがちなこの世の中において「リズムは普遍的な言語であり、温もりは地理的な境界さえも超えるものだ」ということを思い出させてくれる。 この東南アジア出身のユニットは、冬の寒さに屈することなく夏を愛し続ける人々のためのサウンドトラックを届ける存在になろうとしている。 夏が呼んでいる。 Nangoku Bitsが答える。
NANGOKU BITS