在るだけで奇跡のジャケット写真

歌詞

在るだけで奇跡

らるみん

世界から色が抜け落ちたよう

冷たい風だけが頬を撫でる

歩く方角も見失って

深い霧の中立ち尽くしてた

正しさなんて誰が決めるの

はみ出した心が軋んで痛い

見えない鎖に繋がれた手で

自由な空をただ見つめてた

逃げ場所がなくても大丈夫

ボロボロの翼広げなくていい

生きる意味が見えなくても

あなたが今懸命に息してる

暗闇に溶けても見つけるよ

あなたは汚れてなんかない

言葉はいつも嘘を含んで

信じることさえ怖くなった

分厚い壁を作り閉じこもり

孤独な聖域に閉ざされてた

誰かと違うのが罪みたい

歪なパズルのピースのよう

それでも心臓は明日刻む

残酷なほど脈打ち続ける

愛されなくても大丈夫

空っぽな胸を恥じなくていい

悲しみの底で見える光

きっとあなたを優しく照らす

降り止まない雨に打たれても

私が傘になるから

消えたい夜も抱きしめていい

絶望の淵でも終わりじゃない

生きる意味なんて後からつく

ここに在るだけで奇跡だから

  • 作詞者

    らるみん

  • 作曲者

    らるみん

  • プロデューサー

    らるみん

  • ボーカル

    らるみん

在るだけで奇跡のジャケット写真

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    在るだけで奇跡

    らるみん

本作は、「世界から色が抜け落ちた」ような深い絶望の淵に立つ主人公が、自身の存在意義を問いながらも、最後には「生きていること」そのものの尊さに気づくまでの過程を描いた珠玉のバラードです。
​「正しさ」や「同調圧力」に疲れ、自分を責めてしまう現代の人々に対し、この楽曲は「ボロボロの翼を広げなくていい」「逃げ場所がなくても大丈夫」と、逃げることや休むことを優しく肯定します。
​サビで繰り返される「生きる意味なんて後からつく」「ここに在るだけで奇跡」というフレーズは、頑張りすぎてしまった心に温かい灯をともし、降り止まない雨の中の「傘」となるような一曲に仕上がりました。
​息をすることさえ辛い夜、ただそばにいてくれる音楽を求めているすべての人へ捧げます。
​【本人コメント】
「無理に前を向かなくてもいい。ただ今日を生き延びただけで、あなたは素晴らしい。そんな思いを込めて作りました。」

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