幽霊船に飛び乗って君の住んでいる海まで
漕いで、漕いで行けたなら明日が見えるのにな
錆びついた自転車では運べなかった距離と
いつか見た刃渡りがよく似ている気がした
皮肉もヘイトも今朝流し込んだアイスコーヒーも
すべて愛という名前のレプリカ
幽霊船に飛び乗って君の住んでいる海まで
漕いで、漕いで行けたなら明日が見えるのにな
偶然浮いた前髪に気を取られていた合間に
閉じて、閉じてしまったのは読みかけの花唄
いつか花が散って
ひとりで朝を待って
栞を挟んでいたことさえ思い出せない夜に
開けば風運ぶ香りや
君から聴こえていた響きが
不確かな世界で今、光っている
幽霊船に飛び乗って君の住んでいる海まで
漕いで、漕いで行けたなら明日が見えるのにな
偶然浮いた前髪に気を取られていた合間に
閉じて、閉じてしまったのは読みかけの花唄
読みかけの花唄
- 作詞
アルル
- 作曲
アルル
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花文学
Lilly end roll
アーティスト情報
Lilly end roll
2023年9月、Lilly end roll 結成。ボーカルの栞と、コンポーザーのArlesがDirectorを務めるクリエイティブチーム。「Lilly end roll」というチーム名には、時にフィクションよりも奇である現実に思いを馳せ、その中で共存する美しさと憂い、終わりと門出の意味が込められている。2024年7月には、1stAlbum「DressCodeWonderLand」レコ発として自主企画ライブを渋谷CLUB CRAWLにて開催。音楽に留まらない創作の全てはLilly end rollの世界観を一層深めている。
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