午前零時のジャケット写真

歌詞

午前零時

気泡亭

午前零時 いつものコンビニ

意味なく集合 いつもの通り

白い灯り 伸びてく影

遠くの空で 花火が咲いた

バイト終わり チャリで直行

「おせえぞ」って 笑ういつもの

腹減った 金ねえ どうする?

結局いつも 何もせずにいる

新しい話も 特にない

昨日の話も もう覚えてない

くだらないこと くだらないまま

笑ってるだけで 夜が深まる

国道越し 遅れてくる音

咲いたと思えば もうない光

その横にいた 見慣れない横顔

一秒前まで 知らなかった世界

友達の声が 少し遠のく

君のいる方へ 視線が戻る

何を話したか 思い出せない

ただその夜だけ 帰りたくない

退屈だった街が、退屈を奪った

何もない夜が 急に眩しかった

遠くの花火 近くの笑い

君が来ただけで 全部が違った

俺らは何も持ってないから

失くすものさえ まだ知らない

コンビニ前 午前二時半

アイスが溶けても 誰も気にしない

「また明日」って いつもの一言

その「明日」だけ 少し待ち遠しい

街灯 街角 月明かり

君の横顔 焼きつく夏祭り

名前を呼ぶたび 夜が短く

帰る時間だけ やけに長く

夢とか金とか まだ先の話

今夜の俺らにゃ それすらもなし

何者でもない 十九の夏

何者でもないから 何でもありだった

遠くで最後の 花火が上がる

消えたあとにも 光だけ残る

いつかこの夜を 忘れるとしても

忘れたことまで たぶん忘れない

退屈だった街が、退屈を奪った

何もない俺らに 夜だけが残った

遠くの花火 ほどける煙

君が笑った それだけでいい

俺らは何も持ってないから

失くすものさえ まだ知らない

退屈だった街が、退屈を奪った

あの夏の一夜が 今も俺を攫った

午前零時 いつものコンビニ

もう戻れない いつもの夜に

  • 作詞者

    気泡亭 Pure

  • 作曲者

    気泡亭 Gold

  • プロデューサー

    気泡亭

  • 共同プロデューサー

    金澤 義

  • レコーディングエンジニア

    TDC

  • ミキシングエンジニア

    TDC

  • マスタリングエンジニア

    TDC

  • キーボード

    気泡亭 Gold

  • シンセサイザー

    気泡亭 Gold

  • ボーカル

    ヒロト

  • ラップ

    ヒロト

  • ピアノ

    気泡亭 Gold

  • ソングライター

    気泡亭 Gold, 気泡亭 Pure

  • プログラミング

    気泡亭 Gold

  • その他の楽器

    気泡亭 Gold

午前零時のジャケット写真

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    午前零時

    気泡亭

午前零時、いつものコンビニに集まる19歳の少年たち。
特別なことなんて何もない。お金も夢もまだなく、くだらない話をしながら、ただ夜を過ごしている。

そんな退屈な夏の夜、遠くで上がった花火と、偶然出会ったひとりの女の子。たったそれだけの出来事で、いつもの街が突然まぶしく見えはじめる。

「何者でもないから、何でもありだった」——。

この曲は、何かを手に入れる前の、無敵だった少年時代の一夜を描いたラップソング。コンビニの白い灯り、溶けていくアイス、遠くから聞こえる花火、帰りたくないと思った夏の夜。誰もが一度は経験したことのある、名前のない青春の瞬間を切り取っている。

やがて忘れてしまうかもしれない。それでも、忘れたことさえ忘れないような夜。

ありふれた街と、何もない毎日が、一瞬だけ永遠になる。

アーティスト情報

  • 気泡亭

    気泡亭(キホーテ)は、作詞を担う気泡亭 Pureと、作編曲・サウンドプロデュースを担う気泡亭 Goldによる、日本人男女二人組のプロデューサーユニット。 言葉と音、それぞれの感性を掛け合わせながら、ジャンルやスタイルにとらわれない楽曲を生み出し、様々なシンガーやラッパーへの楽曲提供、プロデュースを手がけている。 気泡亭 Pureが紡ぐ、情景や感情を映し出す言葉。 気泡亭 Goldが描く、メロディ、ハーモニー、リズム、そしてサウンド。 二人の異なるクリエイティビティが交差することで、歌い手それぞれの個性を引き出しながら、その作品だけの世界観を構築していく。 ポップス、R&B、ヒップホップ、ソウル、エレクトロニックなど、ジャンルの境界を軽やかに越えながら、耳に残るメロディと、言葉の余韻を大切にした音楽を追求。 楽曲を「提供する」のではなく、アーティストとともに一つの作品を「創り上げる」。 それが、気泡亭(キホーテ)のプロデューススタイルである。

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