

こどものころのことを
きれいには話せないな
笑った日の帰り道も
ひとりで泣いた階段も
いいことも いやなことも
同じ箱にしまったまま
忘れたふりが上手くなって
背だけが少し伸びていた
大人になって どこへでも
行っていいよと言われた日
うれしくて こわくて
靴ひもばかり結び直した
ふりかえらないでね
わたしもちゃんと行くから
あなたもそうだったって
聞いたとき 安心した
自由はひとりで持つには
少し大きすぎるんだね
流れ星みたいな世界で
願いごとも言い終わらず
朝になってしまうけど
ふりかえらないでね
大人になった今でも
正解はよくわからない
選んだ道の向こう側で
選ばなかった日が光る
あなたは笑っていたけど
声は少し震えていた
それがなぜかうれしくて
わたしも「こわい」と言えた
強くならなきゃ じゃなくて
こわいままでもいいんだね
同じ夜を歩く人が
いるだけで息ができた
ふりかえらないでね
わたしもちゃんと行くから
ひとりじゃないと知っただけで
部屋が少し明るくなった
流れ星みたいに今日も
世界は速く過ぎていく
残酷なくらい何ひとつ
待ってはくれないけれど
ふりかえらないでね
忘れないことと
戻ることは違うから
あの日のわたしたちに
さよならは言わなくていい
ふりかえらないでね
そのまま歩いていてね
どこへでも行っていいって
今なら少しわかるから
いいことも いやなことも
連れたままで遠くへ行ける
流れ星みたいに
わたしたちも過ぎていく
願いごとも言い終わらず
朝になってしまうけど
ふりかえらないでね
わたしも ふりかえらないよ
- Lyricist
AOYA
- Composer
AOYA
- Producer
AOYA
- Vocals
AOYA

Listen to Furikaeranaidene by AOYA
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Furikaeranaidene
AOYA
いいことも、いやなこともあった子どものころ。大人になって手渡された自由は、うれしくて、少しこわかった。あなたも同じだったと知った夜、ようやく息ができた。
AOYA「ふりかえらないでね」は、過去を連れたまま、それぞれの道へ進む人のためのチル・バラード。タイトルに込めたのは「わたしもちゃんと行くから」という静かな信頼。速く過ぎていく世界のなかで、誰かを見送る気持ちに寄り添う一曲です。
Artist Profile
AOYA
AOYA(アオヤ) バーチャルシンガーとして2025年に活動開始。 人の心にあり続ける「青さ」をポップかつエモーショナルに歌うことをテーマとしている。 代表曲「くらべないでよ」では人との比較に苦しみながらも生きていることの大事さを説いている。 SNSや配信を通して、架空の存在でありながらも等身大の声を届けている、新しい形のシンガー。
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