Cityのジャケット写真

歌詞

ここにおいで

牧野容也

夜道に光る 街灯の明かりが

照らす坂道 終わりまで続いてゆく

足はもつれて 背負う荷物は重い

脇の窓から 暖かい香りがする

早くたどり着きたい 誰かがいる場所に

おいで ここにおいで 倒れてしまう前に

時間はかかる 楽しいだけじゃない

ここに来るなら 鍵は開けておくよ

冷たく光る 画面の向こうから

届く言葉が どこまでも続いてゆく

瞳は乾く 曲がる背中は固い

隣の人の 笑い声 響いている

すぐに座り込みたい 私だけの場所に

おいで ここにおいで 眠ってしまう前に

夜は短い 明日の朝は早い

ここにいるなら 鍵は開けておくよ

朝陽に光る 街路樹の繁みと

濡れた坂道 終わりまで続いてゆく

  • 作詞者

    牧野容也

  • 作曲者

    牧野容也

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1stAL「the Odyssey」を昨年7月にリリース後、
弾き語りツアーや、SNSをきっかけに韓国での初の海外ライブを敢行。
様々な目的地との共鳴から生まれた楽曲は、
聴き手の環境によって大きく印象が変わる。
「City」とは、たった今、自分たちが立っている現在地の一つ。
たどり着いた街で出会った人々に、自己の投影を繰り返し、
「そうだったかもしれない自分たち」に寄り添うべくして紡がれた全8曲。
福音となる靴音は、自ら歩いて鳴らされるものだった。

アーティスト情報

  • 牧野容也

    1984年7月31日生まれ、愛知県名古屋市出身・山梨県在住。 音楽家、シンガーソングライター、ギタリスト。3児の父で早起きが得意。 10代からギターを始め、20代より小鳥美術館、Hei Tanaka、GUIROなど様々なバンドに参加。 2021年、生活の場を名古屋から山梨へと移し、同年よりシンガーソングライターとしての活動を本格化。 翌年には自身のレーベル「Hippo Label」を立ち上げ、 2022年から3年連続でオリジナルアルバムをリリースするなど、コンスタントな創作を続けている。 2024年に発表した3rdアルバム『Familiar』では、家族や日常の記憶、生きることの肯定をテーマに、 ギタリストとしての音楽的緻密さと、シンガーソングライターとしてのまなざしが融合。 2024/12/10渋谷WWWでの単独リリースライブでは、映像・照明・演出含めた総合的な表現を成功させた。 弾き語りからバンドセット、デュオスタイルなど幅広いスタイルでライブを展開。 全国各地を旅しながら、人との出会いや土地の空気を音に変えるように、ライブ活動やツアーを行っている。 また、自身のポッドキャスト番組では、2024年にはラジオの枠を飛び出し、 ライブ・飲食・物販を合わせたイベントも展開した。 “ギターを弾く”ことを起点に、「うた」と「ことば」と「ひと」との交差点を 軽やかに横断する音楽家である。

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Hippo label

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