Cityのジャケット写真

歌詞

ゆれる

牧野容也

揺れる 思い出の端切れ

触れる つぎはぎの縫い目

揺らぐ 気持ちの行方の 先の 奥に 隠れている

揺れる 陽炎の先の

霞む 憧れの街を

目指す 置き去りのあれと これと 夢を道連れにして

揺れる 帆の先には

暮れる 夜の闇が

潜る くらい海を

まなこを 開いて

揺れる さざ波の上を

進む 流れと標の

示す かもめの飛び交う 先の 港 集まる人

へばりつく 不安を撫でて 進む帆影

絡みつく 恥じらいを投げて

誇りをかけて 祈りを込めて

揺れる 故郷の陽炎

  • 作詞

    牧野容也

  • 作曲

    牧野容也

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1stAL「the Odyssey」を昨年7月にリリース後、
弾き語りツアーや、SNSをきっかけに韓国での初の海外ライブを敢行。
様々な目的地との共鳴から生まれた楽曲は、
聴き手の環境によって大きく印象が変わる。
「City」とは、たった今、自分たちが立っている現在地の一つ。
たどり着いた街で出会った人々に、自己の投影を繰り返し、
「そうだったかもしれない自分たち」に寄り添うべくして紡がれた全8曲。
福音となる靴音は、自ら歩いて鳴らされるものだった。

アーティスト情報

  • 牧野容也

    牧野容也(masaya makino) シンガーソングライター、ギタリスト。 20代より名古屋にて音楽活動を開始、ギタリストとして小鳥美術館、Hei Tanaka、 GUIROなどのバンドに参加し活動の幅を広げる。 2021年よりシンガーソングライターとしての活動を始め、2022年「the Odyssey」、 2023年「City」、2024年「Familiar」と3年続けてオリジナルアルバムをリリース。 バンドセット、弾き語りでのツアーも精力的に行う。 バリエーション豊かなギターと穏やかな歌声から映し出す世界は 暮らしに溶け込みながら、短い旅へと連れ出してくれる。 ライブではスベりつつもクスッと笑える独特のMCにも定評がある。 三児の父でもある。

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