Cityのジャケット写真

歌詞

神隠し

牧野容也

二階の窓から

若木に手を伸ばすと

揺れる梢の 蕾と指先

触れるほど近い

壁の時計が

ただ針を進めると

永遠と刹那の あわいを日毎に

切り裂いてしまう

夕陽の影から

鏡の中から

呼びかけてくる

見知らぬ誰かの声

垣根の角から

誰かが呼びかけると

白い膝小僧 枯れ木の向こうの

森へ駆けてゆく

  • 作詞

    牧野容也

  • 作曲

    牧野容也

Cityのジャケット写真

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1stAL「the Odyssey」を昨年7月にリリース後、
弾き語りツアーや、SNSをきっかけに韓国での初の海外ライブを敢行。
様々な目的地との共鳴から生まれた楽曲は、
聴き手の環境によって大きく印象が変わる。
「City」とは、たった今、自分たちが立っている現在地の一つ。
たどり着いた街で出会った人々に、自己の投影を繰り返し、
「そうだったかもしれない自分たち」に寄り添うべくして紡がれた全8曲。
福音となる靴音は、自ら歩いて鳴らされるものだった。

アーティスト情報

  • 牧野容也

    牧野容也 シンガーソングライター、ギタリスト。 1984年愛知県名古屋市出身。14歳からギターを始め、16歳で初めてステージを経験。 現在まで、小鳥美術館、GUIRO、Hei Tanaka、山口春奈(Dew)など様々なバンド、サポートで活動の幅を広げる。 穏やかで耳障りの良い声と、指弾きで紡がれる透明感のあるギターの音色が特徴で、 普遍性のあるメロディーに乗せられた歌詞は、今を生きる人々の暮らしに優しく寄り添う。 2021年4月1stソロEP「グッド・バイ」をリリースし、 2022年7月、1stソロアルバム「the Odyssey」をリリース。 2023年6月、2ndソロアルバムをリリース予定。 一男二女の父。

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