Cityのジャケット写真

歌詞

賽子

牧野容也

思い出した あの肩のなだらかさ

振り返った 瞳の奥に宿す光

目を閉じれば 触れられるほど近く

手を伸ばした 指先をただ浸す

あなたから かけられた 眼差しや あの言葉の意味が

なぜが 裏返った かじかんだ  手は温められないまま

思い出した 握る手の暖かさ

思い出した この肩のなだらかさ

覗き込んだ 瞳の奥の淡い光

しがみついた 手のひらをただ開く

歩き出した 振り返ることもなく

あなたから かけられた 眼差しや この言葉の意味が

なぜが 裏返った かじかんだ 手が爪弾く弦が

誰か 慰めた 丸まった その背中を撫でた

賽は投げられた はにかんだ 目は昔と変わらぬまま

  • 作詞

    牧野容也

  • 作曲

    牧野容也

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1stAL「the Odyssey」を昨年7月にリリース後、
弾き語りツアーや、SNSをきっかけに韓国での初の海外ライブを敢行。
様々な目的地との共鳴から生まれた楽曲は、
聴き手の環境によって大きく印象が変わる。
「City」とは、たった今、自分たちが立っている現在地の一つ。
たどり着いた街で出会った人々に、自己の投影を繰り返し、
「そうだったかもしれない自分たち」に寄り添うべくして紡がれた全8曲。
福音となる靴音は、自ら歩いて鳴らされるものだった。

アーティスト情報

  • 牧野容也

    牧野容也(masaya makino) シンガーソングライター、ギタリスト。 20代より名古屋にて音楽活動を開始、ギタリストとして小鳥美術館、Hei Tanaka、 GUIROなどのバンドに参加し活動の幅を広げる。 2021年よりシンガーソングライターとしての活動を始め、2022年「the Odyssey」、 2023年「City」、2024年「Familiar」と3年続けてオリジナルアルバムをリリース。 バンドセット、弾き語りでのツアーも精力的に行う。 バリエーション豊かなギターと穏やかな歌声から映し出す世界は 暮らしに溶け込みながら、短い旅へと連れ出してくれる。 ライブではスベりつつもクスッと笑える独特のMCにも定評がある。 三児の父でもある。

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