Cityのジャケット写真

歌詞

賽子

牧野容也

思い出した あの肩のなだらかさ

振り返った 瞳の奥に宿す光

目を閉じれば 触れられるほど近く

手を伸ばした 指先をただ浸す

あなたから かけられた 眼差しや あの言葉の意味が

なぜが 裏返った かじかんだ  手は温められないまま

思い出した 握る手の暖かさ

思い出した この肩のなだらかさ

覗き込んだ 瞳の奥の淡い光

しがみついた 手のひらをただ開く

歩き出した 振り返ることもなく

あなたから かけられた 眼差しや この言葉の意味が

なぜが 裏返った かじかんだ 手が爪弾く弦が

誰か 慰めた 丸まった その背中を撫でた

賽は投げられた はにかんだ 目は昔と変わらぬまま

  • 作詞者

    牧野容也

  • 作曲者

    牧野容也

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1stAL「the Odyssey」を昨年7月にリリース後、
弾き語りツアーや、SNSをきっかけに韓国での初の海外ライブを敢行。
様々な目的地との共鳴から生まれた楽曲は、
聴き手の環境によって大きく印象が変わる。
「City」とは、たった今、自分たちが立っている現在地の一つ。
たどり着いた街で出会った人々に、自己の投影を繰り返し、
「そうだったかもしれない自分たち」に寄り添うべくして紡がれた全8曲。
福音となる靴音は、自ら歩いて鳴らされるものだった。

アーティスト情報

  • 牧野容也

    1984年7月31日生まれ、愛知県名古屋市出身・山梨県在住。 音楽家、シンガーソングライター、ギタリスト。3児の父で早起きが得意。 10代からギターを始め、20代より小鳥美術館、Hei Tanaka、GUIROなど様々なバンドに参加。 2021年、生活の場を名古屋から山梨へと移し、同年よりシンガーソングライターとしての活動を本格化。 翌年には自身のレーベル「Hippo Label」を立ち上げ、 2022年から3年連続でオリジナルアルバムをリリースするなど、コンスタントな創作を続けている。 2024年に発表した3rdアルバム『Familiar』では、家族や日常の記憶、生きることの肯定をテーマに、 ギタリストとしての音楽的緻密さと、シンガーソングライターとしてのまなざしが融合。 2024/12/10渋谷WWWでの単独リリースライブでは、映像・照明・演出含めた総合的な表現を成功させた。 弾き語りからバンドセット、デュオスタイルなど幅広いスタイルでライブを展開。 全国各地を旅しながら、人との出会いや土地の空気を音に変えるように、ライブ活動やツアーを行っている。 また、自身のポッドキャスト番組では、2024年にはラジオの枠を飛び出し、 ライブ・飲食・物販を合わせたイベントも展開した。 “ギターを弾く”ことを起点に、「うた」と「ことば」と「ひと」との交差点を 軽やかに横断する音楽家である。

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Hippo label

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