※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
夜のざわめきがようやく遠くへ退き、
街も心も、まだ何者にも染まっていない時間。
清らかな朝は、音を立てずにやってくる。
窓の隙間から差し込む光は、まるで世界をもう一度書き直すためのインクのようだ。
昨日の迷いや疲れさえ、
この薄い金色の空気の中では、どこか遠い夢の出来事のように見える。
露をまとった風が頬を撫でるとき、
人は少しだけ本当の自分に戻る。
そして静かな朝はこう囁く。
——まだ何も遅くない。
今日という一日は、
まだ誰の足跡もついていない白い道だ。
昔、人は火を手に入れた。 やがて鉄を知り、空を飛び、 ついには星を見上げるまでになった。 だが―― 便利になった世界で、 人の心は少し迷っている。 地球は熱を帯び、 争いはまだ終わらず、 街の灯りの中で ひとり静かに生きる者もいる。 強くなることは出来た。 だが、優しくなることは まだ途中なのかもしれない。 いま人類に問われているのは、 どこまで行けるかじゃない。 どんな世界を残すのか。