

静かなる 奥の間に
響く 足音 ひとつ
襖の 影にて
心だけが 揺れる
知らぬ ふりして
過ぎゆくだけ
それが 私の
務めにて
触れぬ その手に
惹かれながら
何も なかったように
笑うだけ
おぬしの 目に映る
私は 誰ぞ
飾り物か
それとも ただの 影か
ひとつ 言葉を
交わせば それで
すべてが 崩れると
知りながら
遠き 世界の
匂いだけ
この 奥にては
眩しすぎて
知らぬ ふりして
過ぎゆくだけ
それが 私の
務めにて
触れぬ その手に
惹かれながら
何も なかったように
笑うだけ
その 瞳の 裏に あるもの
言葉に せずとも わかるほど
奥の しきたり 破るなら
すべてを 捨てる 覚悟はある
されど おぬしは 首を振る
それが 答えと 知りながら
一歩 近づく その前に
また ひとつ 距離を 空けられる
知らぬ ふりして
過ぎゆくだけ
それが 選びし
道ならば
触れぬ 恋でも
構わぬと
心に 嘘を
つきながら
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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触れぬまま
Liminal Reverie
ひとつの間(あわい)にて、
ことばもなく、ただ向かいあうふたり。
手をのばせば届くやもしれぬ。
されど、その一歩を踏み出すこと叶わず。
見ぬふりにて、日々を重ね、
触れぬままに、時だけが過ぎゆく。
この想いは、恋と呼ぶべきか。
それとも、ただの迷いにて候や。
――触れぬまま。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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